「SSSS.GRIDMAN」について、結末の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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「SSSS.GRIDMAN(グリッドマン)」の結末(ネタバレ)
アカネとアレクシスが生み出す怪獣との攻防を続けるグリッドマンおよび裕太・内海・六花。
物語の中で、
六花達が住む世界は六花達も含め、アカネが作り出したコンピューター内の世界であることがわかります。
そしてアレクシスはその世界を侵略するためアカネを利用していました。
裕太の記憶がないのは、アレクシスから世界を救うためグリッドマンが乗り移っているためです。
物語の終盤、記憶の整合性が取れて全力を出せるグリッドマン。
並行してアカネも自分の世界に閉じこもらず現実世界と向き合うために一歩を踏み出します。
こうしてアレクシスはグリッドマンのおかげで封印され、アカネは現実の世界に戻るため、仮想世界の存在である六花達と別れを告げます。
グリッドマンは去り、本当の裕太は目を覚まします。
アカネが現実の世界に戻り、その様子を表す特撮のシーンで物語は終わります。
SSSS.GRIDMANとは?
90年代に放送された「電光超人グリッドマン」を原作とした新規アニメである「SSSS.GRIDMAN」。
「電光超人グリッドマン」と淡い繋がりを持ちながら、特撮やヒーローもののオマージュや小ネタがふんだんに使われたやや玄人向けの作品となっています。
具体的な展開
前半(アカネとグリッドマン同盟の攻防)
中盤までは
アカネが怪獣を作る、
それをグリッドマンが倒す
という王道展開で進みます。
アカネのほうもはじめはグリッドマンとの戦闘を楽しんでいたのですが、
度重なる敗北にだんだんと余裕がなくなっていきます。
そして第8話にて渾身の作品である怪獣が全合体したグリッドマンに敗北。
後半(アカネの迷い)
放心状態のアカネ。
次第にアレクシスが黒幕として主体で動き出します。
クライマックス
最終的にアレクシスがグリッドマンが打ち破り、
アカネの心は六花が救うに至ります。
おわりに
全12話と話数こそ多くないものの、小ネタや細かい演出が多く非常に興味深い作品であるSSSS.GRIDMAN。
元ネタやそういった演出背景を知らないと、「?」となっていしまうところも多々あるので、そういう意味ではおもしろいけれど万人向けの作品ではないなあと思います。