アニメ「鋼の錬金術師」(ハガレン)について一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
フェリー曹長の1期と2期の違い
マスタングが信頼する部下であり、放送機材の操作を中心としたサポート役が多いフェリー曹長。
1期と2期での設定の違いはほとんどないものの、マスタングのクーデーターが描かれた2期の方が活躍の場が多くなっています。
解説
設定の違い
アニメオリジナルの1期は原作準拠の2期と比べると、マスタング隊のメンバーそれぞれの個性や特性があまり掘り下げられません。
原作や2期ではそれぞれの強みやそれを活かした出番があり、「なぜマスタングが彼らを部下として選んだのか」が間接的にわかるようになっています。
フェリーについても大きな設定の違いはないものの、「通信機器関係の知識」という強みでの活躍は1期は比して少ないです。
本編での活躍や出番の違い
バリーを使ったおとり作戦や、約束の日のクーデターなど、通信機器関係で活躍したフェリー曹長。
武器の提供を行ったハボックと回線をつなぐシーンでも活躍します。
結末の違い
最終話のエンディングでそれぞれのキャラのその後が描かれたハガレン。
フェリーは放送設備を扱う様子が描かれます。
軍を退役したか定かではないものの、写真に写る姿は軍服ではありません。
マスタングを支える役を早々に終えるとは思えない一方で、フェリーが退役した可能性も否定できません。
マスタングやリザの目標は国の民主制への移行であり、そう考えるとマスタング隊全員が軍に残る必然性もない気がします。
仮にフェリーが退役したのであれば、天職である放送局で働いているのかもしれません。
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索