アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
エドの結末
自分達の身体を取り戻すために旅を続けたエドは、最終的に右腕を取り戻し左足はオートメイルのままとなります。
またアルの身体を取り戻す代償として自身の真理の扉を失い、錬金術を二度と使えなくなってしまいます。
解説
人体錬成と賢者の石
エドとアルは、旅の中で賢者の石は人の命を使って作られるということを知ります。
これにより、エド達は賢者の石を使う以外の方法で元の身体に戻る方法を探ります。
また、錬金術ではそもそも死んだ人を蘇らせることはできないことも判明します。
一方で、真理の扉に「持っていかれた」ものについては、何らかの方法で「取り戻す」ことができることもわかっていきます。
母親の人体錬成の過程で、自身らの魂が混線しながらリンクしているという仮説を立てたエド。
自分の手足やアルの身体は腐敗せず真理の扉に維持されてることを予想します。
身体を取り戻すエド
最終決戦の中、アルは自分の魂を代価にエドの腕を錬成します。
その後、今度は自分の真理の扉を代価として、エドはアルの身体を取り戻します。
エドとアルは魂がリンクしていたため、真理の扉を失ってもアルの真理の扉を通って元の世界に戻ることができます。
しかし真理の扉を失ったことでエドは二度と錬金術を使えなくなってしまいます。
ハッピーエンドのエド
こうして腕は取り戻したものの、左足はオートメイルのまま、錬金術も使えなくなったという得た物としては微妙な結果となったエド。
しかしながら、旅の中で出会った「仲間」や、ウィンリィとの恋愛の成就、「錬金術がなくてもみんながいる」という精神的な成長をもって悔いのない満足した結末となります。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索