国土錬成陣とは?|鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第42話「反撃の兆し」

アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。

一部ネタバレも含みますのでご了承ください。




国土錬成陣とは?

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode15」(Abema TV)より引用

 国土錬成陣とは、アメストリスの国全体を使った巨大な錬成陣のことです。

 これにより国民の命を賢者の石の材料にすることができ、お父様(フラスコの中の小人ホムンクルス)は完全な存在になろうと企みます。



解説

賢者の石の作り方

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode41」(Abema TV)より引用

 賢者の石を作るには非常に大量の人の命を犠牲にしなければなりません。

 賢者の石は形状は様々ですが大きさはおおむね材料となった人の命の量に比例し、1つの戦争で失われるような大量の命であっても掌に収まるほどの小石の大きさにしかなりません。

 このためホムンクルス達は1つの国を滅ぼすほどの規模で賢者の石を生み出す錬成を企みます。


錬金術大国アメストリス

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode15」(Abema TV)より引用

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode42」(Abema TV)より引用

 元々アメストリスは、ホムンクルス達が国土錬成陣を実現させるために作った国です。
 キングブラッドレイを表の顔としてホムンクルス達が暗躍しながら、かなりの戦争を重ねています。

 このためアメストリスの国土自体が錬成陣に都合の良い多角形の形をしています。


血の門

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode5」(Abema TV)より引用

 国土錬成陣を発動させるためには、事前に錬成陣のポイントとなる「血の紋」を刻む必要があります。

 「血の紋」とは大量の命が奪われた場所を指し、これが複数の起点となることで国土錬成陣は実現します。

 キングブラッドレイが治めるアメストリスは、戦争によってその勢力を拡大しか国ですが、その背景には血の門を刻むことが関係しています。


逆転の錬成陣

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode42」(Abema TV)より引用

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode42」(Abema TV)より引用

 国土錬成陣に気づいたスカーの兄やホーエンハイムは、国土錬成陣発動の際にカウンター攻撃を行える逆転の錬成陣を考えます。

 逆転の錬成陣は錬金術に加え、シン国の錬丹術を取り入れた仕様となっています。

 スカーの兄の書物はキーワードをそろえて配置することで国土錬成陣を描くようになっています。
 これらを全て裏返すと逆転の錬成陣の設計図が現れるようになっており、マルコーやメイ、アルはバラバラになった鎧を組み立てる過程でこのことに気づきます。



本編

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参考資料

『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索

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