アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
ドミニクとパニーニャの出会い
ラッシュバレーに住むドミニクとパニーニャは、登場頻度も少なく本作における典型的な脇役ですが、2人の出会いとドミニクの言葉は含蓄があると思います。
ハガレンは脇役にもカッコよさというか奥深さがあり、それはおそらくそれぞれのキャラクターが本作のテーマを(部分的にでも)象徴的に表しているからだと思います。
シーンの解説
ドミニクの名言
自分がこの世で一番不幸だって顔しやがって。
てめぇみてぇのが一番腹立つ!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode11」(Abema TV)より引用
オートメイル技師のドミニクが、初めてパニーニャに会ったときの言葉。
当時、両足を失い絶望していたパニーニャ。
乱暴ですがドミニクの優しさが垣間見えます。
どんなに絶望しても、自分の足で立ち上がることの大切さを教えてくれます。
ウィンリィの名言
本当に感謝しているなら、スリなんてやめなさい!
この両足は、ドミニクさんが誠意でくれた物よ。
だったら、あんたも誠意で答えなきゃダメ!
一生かけるって言うなら、スリなんがしないでしっかりと立って働くの!
その両足で!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode11」(Abema TV)より引用
ドミニクに恩を感じながら、スリを続けるパニーニャ。
そんなパニーニャに対するウィンリィの言葉。
ハガレンは「自分の足で立ち上がること」「義足で立ち上がること」「挫折から立ち直ること」をかけた表現が度々見られ、これらが対比されることでより深いシーンとなっていると思います。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索