エクセルの関数の1つである、COUNTIF関数の使い方についてです。
COUNTIF関数とは?
COUNTIF関数は条件に合った値の個数を数える関数です。
例えば
鈴木
佐藤
田中
田中
鈴木
石橋
池田
といった一覧があって、「田中」がいくつあるかなどを数えることができます。
この場合は「2」ですね。
COUNTIF関数の使い方
COUNTIF関数の式の形は以下の通り。
=COUNTIF(選択範囲,“検索条件”)
「選択範囲」に自分が調べたい範囲のセルを指定し、「検索条件」に数えたいものを入力します。
先ほどの例で言うと、”検索条件”を”田中”とすればいいわけです。
「”」で文字を囲むのに注意。
COUNTIF関数の意義
先ほどの例のように数える個数が少ないなら、手作業でやっても問題ないかもしれません。
しかし、データが100も200もあると数えるのも大変ですよね。
しかも「田中は何個」「佐藤は何個」といった感じで条件がいろいろ変わるなら、その都度数えるのもまた大変。
COUNTIF関数はたくさんのデータの中から特定の条件のものが何個あるのか瞬時に出すことに優れた関数です。
COUNTIF関数の応用
COUNTIF関数の応用です。
例えばCOUNTIF関数で出た値に応じてフォントの色を変えたいと思います。
鈴木
佐藤
田中
田中
鈴木
石橋
池田
という一覧があって、田中が2人以上いるなら「2」という個数を赤にしてみます。
エクセルには条件付き書式という便利な機能があります。
条件付き書式はセルの値に応じて自動で色やフォントを変えることができる機能です。
エクセルのホームタブにある条件付き書式、「新しいルール」でルールを追加します。
「指定の値を含むセルだけ書式設定」などを選択肢、セルの値が2以上のときに赤字になるよう設定します。
するとCOUNTIFで求めた数字に応じて色が変わります。
COUNTIF関数はそれだけでもいろいろ使える関数ですが、応用もききやすい関数です。
例えばIF関数などと組み合わせてもいろんなことができるかと思います。
補足記事:IFの使い方