アニメ「炎炎ノ消防隊」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
タマキの過去
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
シスターを目指してはいたものの、元々は平凡な学生だったタマキ。
タマキは発火能力に偶然目覚めたことをきっかけに、周囲が引いたレールに沿うかたちで特殊消防官になります。
しかし生来の純粋さと正義感、過激化する伝導者一派との戦闘を通し、強くなりたいと初めて自分の意思を強く持つに至ります。
実際のシーン
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
平凡なアパート(団地?)に住むごく普通の女の子であったタマキ。
お嬢様とは言えないまでも、大切に温かく育てられた様子がうかがえます。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
ラッキースケベられは当時からあった様子で、やはりタマキはタマキだなと。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
この頃に発火能力にも目覚めます。
シスターの試験も先生から太鼓判を押され、おそらく勉強は優秀だったタマキ。
加えて発火能力も持ち、周囲から特殊消防官になる人材として羨望。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
しかしタマキの学生時代は順風満帆かといえばそうではなく、ラッキースケベられを理由に同性からのイジメにあいます。
加えて、ツインテールが「あざとい」と言われるタマキ。
本人に非はないのはもちろんですが、
まあ、確かに、ある程度の年齢になるとツインテールはあざといですよね。
どのアニメでも髪型や髪の色は多様になりがちですが、「ツインテールはあざとい」というけっこう現実的なツッコミを作中に入れるのは作者らしいなあと思います。
炎を出すファンタジーの世界で、「氷を出せる人間なんているわけない」とカリムが言ったり、作者のファンタジーと常識の混ぜ合わせは面白いなあと。
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第弐拾参話 炎猫(GYAO!)より引用
そんなイジメがひっそりとトラウマになっているタマキ。
消防官になってからも隅っこに座ります。
そんなタマキを受け入れるシンラとアーサー。
シンラは「悪魔」と周囲から避けられ、アーサーは親が蒸発しています。
どちらかというと暗い学生時代を過ごし、人の痛みがわかるシンラ・アーサー・タマキ。
おわりに
炎炎ノ消防隊 第参話 「消防官新人大会」(GYAO!)より引用
初登場時こそヤンキー気質な言動が印象的なタマキですが、
炎炎ノ消防隊 弐ノ章 第壱話 消防官の戦い(GYAO!)より引用
過去や普段の言動を見ると普通の女の子というか純粋さが見えるタマキ。
シスターの試験も順調だった中学時代や、エリートである第1に入隊できた点も含めると、勉強ができる優等生であったことがわかります。
本編のあらすじ
補足記事