「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(ハガレン)のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
エドはなぜ錬金術が使えなくなったのか?
エドは自分の真理の扉を代価にアルを取り戻したため、錬金術が一生使えない状態となります。
また真理の扉を失っているため、技術的に類似している錬丹術も使えないと考えられます。
解説
真理の扉とは?
「真理の扉」とは、膨大な情報源にアクセスするための中継地点と考えられます。
作中において、人はそれぞれ自分の中に真理の扉を持っており、錬金術を発動する際はこれにアクセスします。
エドとアルは母親の錬成の際に自分達の血液を使用し、偶然にも魂の情報が混線してしまいます。
これによりエドとアルは真理の扉がある空間を互いに共有するようになります。
真理の扉を代価にアルを取り戻すエド
エドは錬金術に使う「真理の扉」自体を代価にするという発想の転換で、アルに釣り合う代価を準備できるに至ります。
才能があるエドにとって、「これから一生錬金術が使えなくなる」というのは計り知れない代価と言えるでしょう。
だからこそ、アルを取り戻すに至ったエド。
真理の扉がある空間に行ってそこで扉を失えば、本来は帰ってこれなくなります。
しかし魂が混線していたエルリック兄弟。エドはアルの真理の扉をくぐって現実世界に戻ることができます。
真理の扉を失ったため、エドは錬金術が使えなくなります。これは修行でどうにかなるものではありません。
また、理論的には重複する部分もある錬丹術も同様と言えるでしょう。
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索