カウボーイビバップ(Cowboy Bebop)についてです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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カウボーイビバップ 天国の扉のあらすじ
アニメ「カウボーイビバップ」の映画である「天国の扉」。
本編の続編というわけではなく、本編と直接は関係ない寄り道の話になります。
自身の境遇と記憶喪失からバイオテロを計画したヴィンセント。
しかし彼のかつての恋人であったエレクトラの体内にワクチンがあることが発覚。
スパイク達の活躍によりヴィンセントの計画は阻止されます。
解説
ナノマシンによりバイオテロを起こすヴィンセント
劇場版のゲストキャラであり重要人物である「ヴィンセント・ボラージュ」
元々は軍人であったヴィンセントですが人体実験の対象になってしまいます。
これにより生物兵器用のナノマシンに対して抗体(カウンターナノマシン)を持つようになったヴィンセントですが、実験の影響で記憶喪失となってしまいます。
自身の存在意義がわからなくなったヴィンセントは、バイオテロを起こす計画を立てます。
ヴィンセントに関わっていくビバップ号クルー
バイオテロを計画する過程の中で、ヴィンセントは高額の賞金首となります。
これによりスパイク達はヴィンセントを追うようになります。
またヴィンセントの実験に偶然居合わせたフェイの情報もあり、ビバップ号クルーはヴィンセントの所在を明らかにしていきます。
エレクトラ・オヴィロゥ
劇場版のもう一人の重要人物である「エレクトラ・オヴィロゥ」。
スパイク達がヴィンセントを調べる関係で遭遇します。
エレクトラもかつては軍人であり、ヴィンセントの恋人でした。
このためエレクトラもヴィンセントのことを追っています。
生物兵器のナノマシンは通常に人間を死に至らしめます。
しかしヴィンセントにはそのナノマシンを無効化するカウンターナノマシンを体内に持っています。
カウンターナノマシンは血液や体液を介して接種することが可能です。
このためヴィンセントだけでなくエレクトラの体内にもカウンターナノマシンがあることがわかります。
ワクチンを散布するビバップ号クルー
ヴィンセントのテロ行為に間に合わせるため
エレクトラのカウンターナノマシンを培養、雨に混ぜて一気に散布することをビバップ号クルーは計画します。
これに注力するジェットやフェイ。
一方でスパイクはヴィンセントとケリをつけるため一騎打ちをします。
そこへエレクトラが介入。
記憶喪失のヴィンセントはエレクトラにも銃口を向けます。
ヴィンセントと心中するため自身も引き金を引いたエレクトラ。
しかし直前で記憶を取り戻したヴィンセントは引き金を引かず自身のみ命を落とします。
またカウンターナノマシンも無事散布され、テロ行為は失敗に終わり世界の混乱は防がれます。
補足記事