「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
サイクロンマグナムのかっこよさ
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公「星馬豪」のマシンは複数ありますが、
やはり歴代マシンの中でも「サイクロンマグナム」が豪の代名詞と言えるのではと思います。
豪の意向を取り入れながら独自開発された最初のマシンであり、アニメでは最も長期間活躍します。
またアニメにおいてマグナムトルネードができる最後の機体である点もサイクロンマグナムの評価ポイントかと思います。
解説
原作漫画とアニメの違い
アニメにおいてスーパーグレートジャパンカップ優勝、つまり豪を日本一に導いたマシンであるサイクロンマグナム。
原作である漫画ではブロッケンGに破壊されたビクトリーマグナムを豪が修理する形で誕生します。
一方アニメでは、ビクトリーマグナムがレイスティンガーに破壊されたことをきっかけに、豪がJと共にコンピューターを活用しながら開発します。
以前のマシンであるマグナムセイバーとビクトリーマグナムは、土屋博士が開発したほぼ同モデルのマシンを兄弟それぞれがセッティングする形でした。
一方でサイクロンマグナムは開発段階からソニックとは経緯が別で、豪のスタイルをより色濃く反映した最初の独自開発マシンと言えます。
マグナムトルネードができるサイクロンマグナム
個人的には、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」はWGP編のほうが好きで、そのためビートマグナムのほうがより洗練された印象を受けます。
サイクロンマグナムの後継機であるビートマグナム。
パワーブースターを持つバックブレーダーと渡り合える一発のスピードを持つスペックと、当時無敵だった1軍のアイゼンヴォルフに勝利したシーンは非常にカリスマ性があります。
一方で、ビートマグナムはダウンフォースが強化されたゆえにマグナムトルネードができなくなってしまいます。
代替の必殺技としてマグナムダイナマイトがありますが、これは発動条件があまり整わずトルネードよりも印象が薄い結果となります。
高速マシンであるマグナムにとって不利なS字カーブが、逆転の引き金になる展開はやはり熱いですし、作品の演出としても使い勝手がいいです。
このように、「速くて強いマシン」のイメージはビートマグナムなのですが、「主人公と共に邁進した代名詞的マシン」を考えるとやはりサイクロンマグナムだなと思います。
補足記事