「Go!プリンセスプリキュア」のキャラソンは名曲
プリキュアシリーズにおいて
「夢」をテーマにし、そのしっかりとした構成から大人目線の評価が高い「Go!プリンセスプリキュア」。
「Go!プリンセスプリキュア」は登場人物達が夢を追う姿勢やその夢に対する哲学が大人もハッとさせられる名作です。
そんなプリンセスプリキュアはキャラソンのクオリティも高い。
中でもキュアフローラの歌とされる
「Dreamin ‘Bloomin’」は本編の「夢」に対する哲学が込められた名曲です。
「Dreamin ‘Bloomin’」の名言と解説
夢見た彼方へ
舞え花のよに
懐かしい少女に”ありがとう”云えるように
「ねえ あなたが夢見てくれたから 今 こんなに幸せ 笑顔満開!」と「Dreamin ‘Bloomin’」より引用
主人公「はるか」の夢は一貫して「プリンセスになりたい」なのですが、その「夢」というものの捉え方は成長と共に変化します。
その変化の1つが第39話「夢の花ひらく時! 舞え、復活のプリンセス!」のあたり。
「今の自分があるのは、幼い頃に夢を持ち努力をした昔の自分がいるから」ということに気づくはるか。
夢を追う中で誰しも迷ったり現実というものを考えたりするものですが、そういうときに、理屈抜きでただ夢に憧れた幼い自分を振り返るというのは大切なことですね。
想い・言葉・道・未来
全部自分で選べる素敵を抱きしめて・・・「Dreamin ‘Bloomin’」より引用
自分の夢を叶えるために、はるかは難関と言われる「ノーブル学園」を受験します。
また、はるかは敵であるディスダークに何度も「夢」を否定されるわけですが、想いを強く持ち続けました。
自分がどんなことを想いどう生きるかは自分で決めることができるのだと示唆に富んだ歌詞ですね。
私は私の花を咲かせる
憧れたレディに絶対逢えるように
せいいっぱい夢見る勇気 捨てない
いつでも幸せ
笑顔満開…笑顔満開ね!!「Dreamin ‘Bloomin’」より引用
はるかは夢を叶える過程の中で辛いことはあったと肯定しつつも、それら全て含めて夢であるという結論に至ります。
夢を叶えるだけでなく、夢を見ることや夢を叶える過程そのものも幸せなことなのだという気づきは大人にとっても考えさせられますね。
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