キング・ブラッドレイの1期と2期の違い
人気漫画「鋼の錬金術師」(ハガレン)。
ハガレンは敵キャラも魅力的であり、その中でも人気の高いキング・ブラッドレイ。
ハガレンはアニメが1期と2期あり、それぞれ独立したストーリーになっています。
そのため物語の構成や各キャラクターの設定が微妙に異なる。
キング・ブラッドレイに関しても設定が異なり、1期と2期で最も異なる点は再生能力の有無です。
歳をとってみせるホムンクルス
アニメ1期のキング・ブラッドレイは他のホムンクルス同様に再生能力を持っています。
これに対してアニメ2期では再生能力を持っていません。
ちなみ1期はアニメオリジナル展開であり、2期が原作に忠実な構成になっているので、
「キング・ブラッドレイは再生能力を持たないホムンクルス」というのがハガレンのスタンダードな設定と言えます。
また、1期と2期ではキング・ブラッドレイのホムンクルスとしての名称も異なります。
キング・ブラッドレイは1期では「プライド」、2期では「ラース」とされています。
これはストーリーの進行上、1期と2期ではホムンクルスのメンバーが異なるためです。
逆に1期と2期で共通しているのが歳をとって姿が変わること。
1期と2期で共通して、
人間のように歳をとって姿が老いていく性質を活かして、大総統として人間を表社会からコントロールするのがキング・ブラッドレイの役割です。
なぜ再生しないのか?
ホムンクルスには異常なまでの再生能力があります。
これは体内に賢者の石が入っているためです。
賢者の石の強大なエネルギーが、彼らを再生させているわけです。
1期ではキングブラッドレイもホムンクルスとしてご多分にもれず再生能力を有しています。
一方、2期のキング・ブラッドレイが再生しないのは、2期のキング・ブラッドレイの生まれた過程が影響しています。
2期のキングブラッドレイは人間に賢者の石を注入して作られた「人間ベースのホムンクルス」です。
人間をベースにしており、人間の魂が残っているので再生能力がないのですが、このへんは以下で詳しく取り上げています。
補足記事:キング・ブラッドレイはなぜ再生しないのか?【ハガレン解説】
まとめ
鋼の錬金術師は1期と2期で別物の話となっています。
キング・ブラッドレイに関しても設定が異なり、1期と2期で最も異なる点は再生能力の有無です。
しかしながら原作を参考に考えると、
「キング・ブラッドレイは再生能力を持たないホムンクルス」というのがハガレンのスタンダードな設定と言えます。
キング・ブラッドレイが他のホムンクルスと異なり再生能力を持たないのは、彼が人間ベースのホムンクルスだからです。