このページはアニメ「チ。-地球の運動について-」のネタバレを含んだ上での解説です。ご了承ください。
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「チ。」第24話の解説
チ。 ―地球の運動について― 第24話 タウマゼインを(ABEMA)より引用
アニメ「チ。-地球の運動について-」の第24話、「タウマゼインを」。
最終章の主人公であるアルベルトの過去回想のうち、ラファウ先生に出会うまでが描かれます。
初見だと第1章で命を落としたはずのラファウの登場に混乱しますが、時間経過から考えて別人であると考えられます。
(第3章以降は第1章から少なくとも35年が経過しており、仮にラファウが生きていたとしたら第3章のヨレンタよりも歳を重ねていることになります。最終章のラファウの見た目から、それは無理があるかなと)
解説
パン屋の親方の配慮
チ。 ―地球の運動について― 第24話 タウマゼインを(ABEMA)より引用
パン屋の親方の配慮で大学に行けるようになったアルベルトですが、早々に辞退します。
知的好奇心を持つことに否定的なアルベルト。
明らかに過去に何かがあった様子。
幼少期のアルベルト
チ。 ―地球の運動について― 第24話 タウマゼインを(ABEMA)より引用
司祭と対話をする形で自身の過去について話すアルベルト。
父は知的好奇心のある人物だったようですが、同時に「その知識は役に立つか」という慎重さ・保守的な姿勢もあった様子。
ラファウ先生の登場
チ。 ―地球の運動について― 第24話 タウマゼインを(ABEMA)より引用
知的好奇心を持つアルベルトに、父は家庭教師をつけます。
その人物こそが「ラファウ先生」。
名前も中の人(声優)も第1章のラファウと同じですが、容姿は大人になっています。
冒頭で述べた通り別人やパラレルワールドと考えることが自然と思いますが、いずれにせよ本作において象徴的なキャラクターの再登場。
アルベルトを肯定するラファウ
チ。 ―地球の運動について― 第24話 タウマゼインを(ABEMA)より引用
役に立つ・立たないではなく、純粋な知的好奇心を肯定するラファウ。
その姿勢に幼少期のアルベルトも高揚します。
別人とはいえ、第1章でまさにタウマゼインにて行動していたラファウの発言だからこそ説得力があります。
こうしてアルベルトはラファウの紹介で知識人が集まる集会に出席することになります。
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