アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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七海建人(ななみけんと)の名言集
呪術廻戦の2期、「渋谷事変」編における七海建人(ななみけんと)の名言を見ていきます。
渋谷事変の名言
第30話「そういうこと」
己のふがいなさに腹が立つなどということは
七海(己のふがいなさに腹が立つなどということは、
今までも、そしてこれからも、私の人生ではありえない。ただひたすらに、
この現実を突きつけてくる諸悪を……
ただひたすらに……)呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用
重面に刺され倒れた伊地知が、七海にとって死んだ灰原と一瞬重なります。
「ふがいなさに腹が立つことはありえない」「この現実を突きつけてくる諸悪を」というのは、悲しい現実に心が折れないようにしながら戦う七海なりの処世術と言えるでしょう。
仲間の数と配置は?
仲間の、数と配置は?
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用
重面を圧倒する七海。
おそらく「呪術廻戦」全話の中でも最も「スカッとした」戦闘の1つであろう、七海と重面の戦闘。
「時間外労働」により呪力を開放し「十劃呪法」のクリーンヒットを受けた重面。
第42話「理非」
疲れたぁ……
マレーシア……
そうだなぁ、マレーシア……
クアンタンがいい。
なんでもない海辺に家を建てよう。
買うだけ買って手を付けてない本が山ほどある。
1ページずつ、今までの時間を取り戻すようにめくるんだ。違う……
私は今、伏黒君を助けに……
真希さん、直毘人さんは……
2人はどうなった?疲れたぁ……
疲れたな。
そう疲れたんだ。
もう十分やったさ……呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第42話 理非(ABEMA)より引用
漏瑚に半身を焼かれ満身創痍、意識朦朧の中それでも改造人間と戦う七海。
元々サラリーマン時代から海外移住による穏やかな生活を考えており、それらを瀕死の重傷の中で妄想します。(ちなみにクアンタンはマレーシアの都市です)
浜辺の熱さと半身の火傷、海の水と滴る血、身体を押す風と改造人間の体当たりなど、これでもかと言うほどの残酷な対比。
逃げたくせにやりがいなんて曖昧な理由で戻ってきて
灰原……
私は結局、何がしたかったんだろうな……
逃げて……
逃げたくせに、やりがいなんて曖昧な理由で戻ってきて。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第42話 理非(ABEMA)より引用
真人に背後を取られ、死を察した七海。
自分の人生を思わず振り返ります。
そして七海の人生を語る上で、欠かすことのできない灰原の死という出来事。
あとは頼みます
虎杖君……
あとは頼みます。
呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第42話 理非(ABEMA)より引用
言葉を残すべきではないとする理性的な七海。
それでも言葉を残したいと思う七海の気持ちを具現化したような灰原。
灰原が虎杖を指差します。
いい意味で物事を深く考えず、まっすぐな性格であった灰原。
もし灰原がこの場にいたら、「言葉を残したっていい」と自分を許してくれるだろう。
七海はそのように感じたのではないでしょうか。
自分が信頼している後輩(虎杖)へ、呪術師として生きた自分の本心を包み隠さず伝える七海。
こうして虎杖は七海の遺言というまさに呪いを受けることになります。
しかし、結果として七海の「あとは頼みます」は虎杖の迷いをなくしてくれたのではないかと思います。
宿儺の暴走で精神状態が追い詰められていた虎杖ですが、七海の言葉はそのような迷いを断ち切ることに貢献したのではないかと思います。
七海建人の1期の名言集
参考資料