結婚のいいところ、というのを考えてみたいと思います。
まあ、結婚が本質的に良いか悪いかは人の価値観によるので、絶対どっちかということはないでしょう。
なので、あくまで「結婚が良いとしたらどんなところが良いか」という過程の話です。
1. 幸せを感じる機会
人生は限られているので、いろんな場面で幸せを感じた方がいいと思います。
結婚をすると、誰かと一緒にいて、一緒に何かをする機会が増えますね。
一緒に食事をする。一緒に家の掃除をする。
イベントごとも増えますね。
誕生日、クリスマス、結婚記念日。
結婚すると、普段の何気ないことにも幸せを感じる機会が増えると思います。
もちろん、そうじゃない人もいるでしょう。
しかしながら、少なくとも誰かといることは何気ない物事にもイベント感が生まれる「とっかかり」にはなるでしょう。
2. 幸せのコストパフォーマンス
やはり人生は幸せに生きていけたらいいなあと思います。
何が幸せかは人によって違いますが、
いずれにせよ幸せを感じる機会は多いに越したことはないと思います。
そしてここが重要なのですが、
幸せと労力のバランスがとれている方が人生は幸せになりやすいです。
幸せと労力のバランスとは何か?
例えば、自分で作った料理が思った以上においしかった。それで幸せを感じたとします。
これは「料理を作る」という労力の下に発生した幸せです。
さらにここで考えるのが、
労力が大きければ幸せも大きいかと言えば、そうとも限らないということです。
例えば、高級なフランス料理のフルコースもいいですが、好きな人の手料理は替え難いものです。
前者のほうが金額は張りますが、後者の方が心を満たしてくれるでしょう。
幸せのコストパフォーマンスとでも言いましょうか、
自分がどんなことで幸せを感じるかというのを自覚するのはすごく大切なことです。
3. 誰かとつながりを持つことで幸せを感じること
さて、例えばファミレスで食事をしているとします。
一人で食事をするのももちろん悪くありません。
けれど、そこに誰か自分の好きな人がいて、会話をしたり笑い合ったりしながら食事をしたらもっと楽しいでしょう。
一人あたりの食事の値段は一緒ですし、食べる物も一緒ですが、
誰かといた方が食事は楽しく感じる人は多いでしょう。
誰かと一緒に何かをするというのは、幸せの面から言ってコストパフォーマンスが高いです。
もちろん、結婚しなくても、誰かと何かをすることはできます。
けれど、友人にせよ知り合いにせよ、毎回食事を誰かと共にすることはたいへんです。
結婚すると、食事や家事など何気ない時間を一緒に過ごす人ができます。
そこで発生するコミュニケーションを楽しいととるか煩わしいととるかは人それぞれ。
けれど、人は誰かとつながりを持つことで幸せを感じることは往々にしてあります。
4. まとめ
そんな感じで、結婚することの最大のメリットは「誰かと何かを一緒にできる機会が増えること」だと思います。
人とつながりを持つことは、心理学的にも人を幸福にします。
ただ1杯のお茶を飲むことですら、
そこに誰かがいて会話やコミュニケーションが発生すればそれは有意義な時間です。
そういった時間を持てることは、幸せなことです。