アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
脹相の存在しない記憶
漫画原作読者にはお馴染みの、アニメ視聴組には謎だらけの「脹相の存在しない記憶のシーン」。
アニメ第37話「赫鱗」にて脹相は虎杖を瀕死の状態まで追い詰めますが、存在しない記憶に気が動転しその場を去ります。
漫画原作をネタバレするのは簡単ですが、ここではあえてそうせずアニメの情報のみで(さらに東堂の存在しない記憶は除外して)シーンを見ていきます。
解説
存在しない記憶
ホームビデオのような温かさで脹相の頭を占める虎杖との日々。
記憶の中では虎杖は自分のことを「兄ちゃん」と慕います。
脹相と虎杖は実は兄弟なのでしょうか。
記憶の中では壊相・血塗、さらに受肉していない呪胎九相図が6個。
このため「虎杖が実は受肉した呪胎九相図だった」という可能性はこの時点で否定されます。
虎杖は9つの呪胎九相図とは別でありながら脹相と兄弟の存在なのか。
この状況が余計に脹相を混乱させます。
パスタを一緒に食べたり、虎杖とおそろいのパーカーを兄弟で着たりとかなり仲が良い脹相達。
動揺する脹相
弟達を殺した奴も自分の弟だった。
そして自分は実の弟を今殺そうとしている。
突如流れてきた記憶と(その記憶が真実なら)なんとも悲しい状況に戸惑い混乱する脹相。
呪胎九相図の性質から呪術と血が密接に関わり、血のつながり(つまり兄弟)に特殊な感覚が備わっている脹相達。
ゆえに壊相・血塗の死も脹相は離れた場所から察知することができました。
脹相が混乱すればするほど、それは虎杖が血のつながった兄弟であるという信憑性を高め、そんな自分の性質がより混乱を脹相にもたらします。
いずれにせよとどめを刺されなかった虎杖は満身創痍ですが助かり、ミミナナ(枷場美々子・菜々子)に見つかります。
本編の解説
参考資料