アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
口裂け女の呪霊とは?
呪霊「ねぇ…… 私…… 私、綺麗?」
甚爾(仮想怨霊……
質問に答えるまで、お互いに不可侵を強制する簡易領域か……)呪術廻戦 | 第2期 懐玉・玉折 第28話 懐玉-肆-(ABEMA)より引用
アニメ第28話で登場した口裂け女のような呪霊。
正式名称・等級・取り込み過程などは不明ですが、夏油が操る呪霊の1体です。
簡易領域を発生させることができる仮想怨霊で、甚爾との戦闘で登場します。
解説
仮想怨霊とは?
仮想怨霊とは、人々の空想による恐怖から生まれた呪霊です。
通常は怨霊がいて人々が恐怖するわけですが、仮想怨霊はその逆の過程によって発生します。
つまり都市伝説や怪談によっていないはずの幽霊などを人々が恐怖し、その恐怖によってイメージした呪霊が実際に発生するケースです。
この口裂け女の呪霊も、人々の口裂け女の都市伝説に対する恐怖心が生んだ呪霊と言えます。
簡易領域とは?
簡易領域とは、文字通り簡易な領域であり「領域展開」未満の領域と言えます。
その多くは領域展開対策として術師が用いますが、呪霊が使うケースもあります。
簡易領域は簡易な領域を発生させることで他者の領域展開に対処したり、特定の効果を発動させたりします。
口裂け女の場合、「質問に答えるまでお互いに不可侵を強制する」簡易領域を発動させることができます。
お互いに不可侵ということで、相手だけでなく口裂け女自身も干渉ができないことがわかります。
また質問に答えることで解除されます。
言及はされていないのであくまで考察の域ですが、この「自分も不可侵」「質問に答えられると解除される」がある意味で縛りとなり、「相手に不可侵を強制する」という力を手に入れているのではないでしょうか。
口裂け女の呪霊は、この質問(私、綺麗?)に対する返答によって攻撃が発動すると考えられ、甚爾の場合は否定的な返答(趣味じゃねぇ)によって無数のハサミでの攻撃が発動します。
しかし甚爾はこれを天逆鉾で対処。
この間に夏油は背後を取りますが物を格納できる呪霊の取り込みに失敗。それが隙となって敗北します。
本編の解説
参考資料