映画 銀魂(実写版)を見ました。DVDをレンタルして。
おもしろかったです。
銀魂(実写版)とは?
もともと銀魂は少年ジャンプに連載されている漫画が原作です。
アニメ化もされていますが、今回のように実写化もされました。
舞台はパラレルワールドの江戸時代。
突如として現れた宇宙人達によってもたらされたテクノロジーにより江戸の町は急激な発展を遂げる。
一方で宇宙人達の圧倒的科学力は政治にまで影響し、半ば幕府は宇宙人の言いなりになってしまう。
そんなやるせない世界において、武士道を貫く侍、坂田銀時。
彼を中心に様々な物語が展開されていきます。
笑いあり涙ありの作品です。
もっと詳しく:銀魂のあらすじと魅力を1000文字以内で
銀魂(実写版)の感想
銀魂(実写版)、おもしろかったですよ。
銀魂(実写版)の感動・シリアスシーン
今回は原作ある程度知った上で観ました。
漫画あるいはアニメで主要な登場事物を見ておくと、銀魂(実写版)は楽しめました。
もちろん原作を読まないと実写版の話が全然わからないということはありません。
ただ、銀魂(実写版)で原作のように感動することは難しいかなあと思います。
やっぱり時間の関係で登場人物の心情の描写とかが短いんですよね。
あと、基本的には銀魂(実写版)は良く出来てますがやっぱりコスプレ感は多少あって世界に入り込めない感じも否めない。
銀魂(実写版)は原作の俗に言う「紅桜編」を中心に構成されています。
原作を忠実に再現しながら、初めて見る人でも楽しめるように登場人物をバランスよく配置したり、それが不自然にならないように工夫もされていてよくできている。
銀魂(実写版)は原作を大切にしているなあという印象を受けて好感が持てます。
一方で、漫画やアニメを実写にするにあたって課題になる2次元から3次元にするときの不自然さが完全にはぬぐい切れていない。
この不自然さが逆シーンでは問題ないのですがシリアスシーンではやはりマイナスになってしまいますよね。
銀魂(実写版)のギャグシーン
銀魂(実写版)のギャグシーンは原作オリジナルのシーンと実写オリジナルのシーンがあります。
どっちもよかったですが、
やっぱり実写用に作られたオリジナルのギャグシーンは特に笑いました。
オリジナルシーンはやっぱり原作通りのシーンより自然でギャグも場にマッチしている印象。
特におもしろかったと思うのが2つ。
1つは銀時と平賀源外がやりとりをするシーン。
銀時が最終決戦のため源外に武器を借りれないか相談にくるところ。
もう1つが武市変平太のシーン。
こちらはシーンや流れ自体は原作通りなのですが、若干セリフがアレンジされていて役者さん(佐藤二朗)の演技力もありとってもおもしろい。
まとめ
そんな感じで原作に愛情を感じ丁寧に実写化されている「映画 銀魂(実写版)」は好感が持てますしおもしろかったです。
しかしながら映画1本にまとめる都合上、設定が端折られたり駆け足だったりしているので銀魂を全然知らなくて初めて見る人は感動できないのではと思います。
一方でギャグシーンは万人が楽しめるのではないかなあと思います。