初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
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シュバルツの初登場と名言
第6話のラストシーンでカットのみ登場し、第7話でセリフも含めた初登場となる「カール・リヒテン・シュバルツ」。
第7話は、大人になるとより味わい深い名言が多い回となっています。
解説
シュバルツとプロイツェン
シュバルツ「あいにく私は、前線の一将校でしかありません。
元帥閣下の崇高なるご意志を理解するには、まだまだ未熟者であります」プロイツェン「よかったな。私は皮肉を聞き逃す術を知っている。
いずれにしろ、戦場における君の判断は尊重する。
しかし後日、君の責任が問われることを念頭において行動したまえ」【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第7話「レッドリバーの戦い」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
早く戦争を行いたいプロイツェンと、不要な争いは避けたい穏健派のシュバルツ。
前後の会話も含めると要するに、「私はあなたのように賢くないんで、相手が攻めてくるまで相手に攻撃の意思があるかどうか見抜けないんですよ」という皮肉で開戦を回避しようとしています。
権力的に逆らえない上司に対して、愚かなふりをして指示を理解できていないフリをするのは、実社会でもある処世術の1つだと思います。
マルクスとの会話
マルクス「しかし、プロイツェン閣下は本当に責任を取らせるつもりですよ」
シュバルツ「軍人は、責任から回避してはいかんのだよ。マルクス」
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第7話「レッドリバーの戦い」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
中間管理職でありながら、責任もしっかり取る覚悟のシュバルツ。
シュバルツとハーマン
プロイツェンめ、仕組んだな。
そうまでして戦わんと気が済まないのかあの男は!(中略)
戦い始めた以上、負けるわけにはいかない。
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第7話「レッドリバーの戦い」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
ハーマンの「負けるとわかってても戦わなきゃならんときもある」というセリフもあって、信念は通ずるものがある2人。
引き際もカッコイイ シュバルツ
前線の兵は、功を焦ってはいかんのだよ。
マルクス、撤退だ。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第7話「レッドリバーの戦い」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
ファイヤーブリッジが破壊され、迅速な判断をするシュバルツ。
ミリタリーな雰囲気のセリフがどこかゾイドバトルストーリーを連想させる渋いシーンだなと思います。
本編解説
カール・リヒテン・シュバルツのページ