アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
ヒューズのイシュヴァールでの名言
お前の青臭い理想が、この国をどう変えるか見てみたい。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
第10話はヒューズの死亡回であり、回想シーンも含めヒューズの名場面と言えます。
マスタングと共に国を変えることを決意したヒューズ。
ヒューズとマスタングの絆はOVAでも描かれており、ヒューズの人間的な強さがわかります。
シーンの解説
疲弊していくアメストリス軍
本編ではもっぱらデスクワーク派ですが、ナイフ投げの達人としてイシュヴァール殲滅戦を生き延びた実力者であるヒューズ。
多くの兵士が精神的に追い詰められる中、あえていつものおどけた調子を保つヒューズ。彼のメンタル面の強さがうかがえます。
ヒューズの信念
マスタング「その血で汚れた手で、惚れた女を抱きしめるのか?」
ヒューズ
「俺は戦場でわかったんだ。
惚れた女と家庭持って普通に暮らすなんて、どこにでもある幸せだ。だが極上の幸せだぜ。
それを手に入れるためだったら、なんだってしてやる、生き残ってやる!!
ここであったことは、俺がしたことは、俺一人で飲み込んで、あいつの前では笑って見せる。必ずあいつを、幸せにしてやる」「OVA 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #04 それもまた彼の戦場」(Abema TV)より引用
そして精神的に参ってしまったマスタングに自分の信念をぶつけるヒューズ。
OVAにて描かれるヒューズのメンタルの強さは、ヒューズが屈強な軍人であることを物語っています。
当然このときのヒューズが言う「惚れた女」はグレイシアのことであり、ヒューズはこの戦争のあとグレイシアと結婚します。
国を変えることを決意するマスタングとヒューズ
下のものがさらに下を守る。
小さな人間なりに、そのくらいはできるはずだ。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
イシュヴァール殲滅戦が終了し、故郷へ帰る兵士達。
大総統の場所に強い視線を向けながら、マスタングは決意します。
鼠算かよ。
ってぇことはだ、この国丸ごとみんな守るには、ネズミのてっぺんにいなきゃならねぇな。おもしろそうじゃねぇか。
一口乗ってやるよ。
お前の青臭い理想が、この国をどう変えるか見てみたい。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode10」(Abema TV)より引用
これに対して気持ちを1つにするヒューズ。
こうして2人は国を変えるべく上を目指す同士となります。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索