「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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ツヴァイフリューゲルとは?
ツヴァイフリューゲルとは2台のコックピット側をぴったりつけて走ることで、空力効果を上げるベルクカイザーの必殺技です。
第26話の初披露の演出から無敵の技のような印象を受けますが、実際はデメリットも多く使いこなしが難しい技とも言えます。
解説
メリット
同一環境であればバックブレーダーのパワーブースターよりも直線スピードが速いツヴァイフリューゲル。
1台では出せないようなスピードで走るため少なからずマシンに負担はかかるものの、基本的には空力性能を活かしたエネルギー効率の良い走法と言えます。
パワーブースターのようなバッテリー残量の逆算が必要ないため、アストレンジャーズほど情報技術がないアイゼンヴォルフでも発動が容易です。
デメリット
基本性能の高さでカバーしているものの、やはり左右非対称のバランスの悪いカウルは単独では効率の良いデザインとは言い難いです。
そして肝心のツヴァイフリューゲルについてもデメリットは少なくありません。
具体的には
- 2台でないと発動できない(リレー形式のレースでは使えない)
- R型・L型がないと発動できない(片割れがリタイヤなどすると使えない)
- 2台で並走するためおそらくパワーブースター以上にコーナリングが厳しい
- 他チームのマシンが隣接すると発動できない
- マシンへの負担は少なからず生じるため、無制限に使えるわけではない
などが考えられます。
このため実際はかなり使うタイミングの見極めが難しい技と言えます。
そういったデメリットを作中で感じさせないのは、アイゼンヴォルフの技量の高さの賜物と言えるでしょう。
ツヴァイフリューゲルの考察
「2台が並んだだけでなぜそんなに速くなるんだ」という視聴者的なツッコミが尽きないツヴァイフリューゲル。
ツヴァイフリューゲルは2台が並ぶことで大きな左右対称のカウルができ、疑似的に2倍の大きさのミニ四駆になっているのではないかと考えられます。
レッツ&ゴーの世界では空力が非常に重要視されています。
そしてカウルの面積が多いフルカウルミニ四駆において、空力を直に左右するカウルの形状は非常に重要な要素です。
ベルクカイザーは単体では左右非対称のカウルを持つ通常サイズのミニ四駆ですが、ツヴァイフリューゲルの際はコックピットが中央にある大きな1つのカウルのようになります。
これにより、ベルクカイザーは通常のミニ四駆のカウル面積では得られない強力な空気の恩恵を受けるのではないでしょうか。
ツヴァイラケーテとは?
ツヴァイフリューゲルとツヴァイラケーテの違い