アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
俺達とお前の格の違いってやつを見せてやる!
立てよド三流!
俺達とお前の格の違いってやつを、見せてやる!!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode62」(Abema TV)より引用
序盤のセリフに「俺達」が加えられ、伏線回収的な趣もあるエドのセリフ。
アニメでは2期の第62話で描かれます。
「俺達」という言葉が旅を通して仲間を得たことと、エドの精神的成長が読み取れます。
シーンの解説
格の違いってやつを見せてやる
「格の違いってやつを見せてやる」というセリフが初めて出てきたのは、アニメ2期では第3話になります。
錬金術師としての実力が不十分なコーネロに対し、エドは「コーネロと自分」という構図に対しこの言葉を使います。
エドVSお父様
第62話にてアルが魂と引き換えにエドの右腕を錬成。
両手がそろったエドはお父様へ怒涛の攻撃を行います。
負傷し動けない兵も多い中、エドへの声援(?)が激しく送られます。
欲しかったものに気づくグリード
リン「グリード、お前が欲してやまなかったもの、本当はこれだ」
グリード「ああ、そうだ、俺が欲しかったのは……
こいつらみたいな仲間だったんだな」「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode62」(Abema TV)より引用
まさに一同が気持ちを1つにして戦う様子を見て、グリードは自分が欲しかったものが「力」ではなく「仲間」であったことに気づかされます。
グリードという存在に落としどころをつけるシーンであると同時に、後のエドのシーンのわかりやすさに貢献するシーンであると言えます。
俺達とお前の格の違い
立てよド三流!
俺達とお前の格の違いってやつを、見せてやる!!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode62」(Abema TV)より引用
先述のグリードの描写を通し、エドの成長に「仲間」が関係していることをわかりやすくしています。
リオールのときと異なり、今回は「(一見強そうに見える)ホムンクルスと(一見弱そうに見える)人間」という構図でエドは「格の違い……」の表現を使います。
人間の「弱いけれど強い」側面を描いている点で、ハガレンという作品の象徴的なシーンだと思います。
本編
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索