アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
千田葉月 「名もなき旅」
個人的には、
ゾイドワイルドZEROのエンディング曲は映像も含めて「名もなき旅」が一番だなあと思います。
ライダーとゾイドそれぞれの1枚絵もかっこいいですし、
最後に手を繋ぐレオとサリーの演出が、典型定期なボーイ・ミーツ・ガールな感じで好きです。
ゾイドワイルドZERO ED 主題歌の解説
大地を走り抜けるライジングライガーでエンディングはスタート。
オメガレックス戦から大活躍しているソニックバード。
中型飛行ゾイドが太陽の下を飛行する演出は旧シリーズでもおなじみです。
ストームソーダーを思い出します。
ライダー(パイロット)とゾイドのカッコイイ1枚絵が続きます。
戦闘のインフレが進む中、適材適所で活躍する小型ゾイドのラプトリアとアイセル。
初代のアーバイン的なポジションであるバーン。
背景はバーンとフォックスのメイン回であり、オメガレックスの化石があった無人島。
戦争が絡むゾイドのストーリーでは、政治の話も少なからず扱われ、お偉いさんが登場することも度々。
帝国の皇帝であるフィオナ。
フィオナのあとにメルビルが続く演出がいいですね。
メルビルが持っている手袋は、初めてゾイドの整備をする際にランド博士がくれた物ですね。
道を踏み外すランド博士を、それでも育ての親として心配するメルビル。
偶然か、歌詞の「懐かしい声に背中押されて」がメルビルに合うなあと。
また、荷電粒子砲を持つゾイドを背景に、片方の手袋を身に付けずに手で持っている様子が、初代アニメのレイヴンのポージングを思い出させます。
縁の下の力持ちであるバズとボーマン博士。
ジェノスピノとギレル。
ジェノスピノとオメガレックスという巨大ゾイド同士の対決を実現させたゾイドワイルドZEROはシリーズ全体を見ても貴重かと思います。
偶然かもしれませんが、
「諦めないのは君と私どっちでしょう?」という歌詞の部分に、ライバル関係であるギレルとディアスを持ってきてるのはいいなあと思います。
ヒロインにふさわしく、
青空の下を駆け抜けるサリー。
冒頭のライジングライガーを意識した演出かなと。
サリーとライジングライガー合流します。
歌詞通り「独りじゃない」感じがしていいですね。
ゾイドがロボットではなく生き物だからこそできる、味のある演出です。
そしてボーイ・ミーツ・ガール。
おわりに
冒険をする主人公の男の子。
その主人公に助けられ、思いを寄せるヒロイン。
ゾイドを象徴する金属化した腕。
手をつないでいるというシンプルな絵ですが、ゾイドのいろんな要素が詰まった1枚と思います。