アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
グラビティキャノンとは?
アニメ「ゾイドワイルドZERO」の
用語である「グラビティキャノン」。
グラビティキャノンとは超重力を発生させるゾイドの世界における強力な兵器の1つです。
プラネタルサイト砲弾と呼ばれる砲弾により強力な重力場を作ります。
これによりブラックホールのような状態を発生させ、敵を押し潰します。
非常に強力な兵器ですが、
プラネタルサイト砲弾は量産が困難であるため
グラビティキャノンを打てる回数は限りがあります。
これは内部重力を持つ金属である
プラネタルサイトが、非常に貴重な金属であるためです。
グラビティキャノンの解説
ゾイドワイルドゼロと無印ゾイドでの違い
強力な重力場を生み出す砲撃は、
初代アニメである無印ゾイドにて初登場します。
そしてゾイドワイルドゼロにて、
惑星Ziの伝説の兵器「グラビティキャノン」として再登場します。
無印ゾイドでは「グラビティカノン」
ゾイドワイルドゼロでは「グラビティキャノン」と微妙に名称が異なります。
・強力な重力場を生み出す
・砲弾数に限りがある
など作中での意味合いは同じですが
外観や威力が異なっています。
無印ゾイドの「グラビティキャノン」
無印ゾイドの「グラビティカノン」は
ウルトラザウルスが装備する超巨大兵器として描かれています。
威力も着弾地点一帯に重力場が発生するほど広範囲・強力です。
一方で、グラビティカノンはその巨大さゆえにウルトラザウルスしか装備できません。
また射撃の際には強力なエネルギーが必要です。
そのためウルトラザウルスは
左側にグラビティカノン本体、
右側にエネルギー供給のパワージェネレーターを装備しないといけません。
ゾイドワイルドゼロの「グラビティキャノン」
ゾイドワイルドゼロでの「グラビティキャノン」は無印ゾイドの物より小型化しています。
固定のためのアンカーは必要ですが、
サイズ的には中型ゾイドが装備できるくらいです。
実際の装備においても
ライガー系のゾイドなら装備可能で、
この辺りの選択肢も無印ゾイドより幅があります。
威力に関しても
オメガレックスを包み込む程度で
重力場の広さは無印ゾイドほどではありません。
玩具におけるグラビティキャノン
無印ゾイドのグラビティカノンはアニメオリジナルの武器であり、
正式には玩具として販売はされませんでした。
一方でゾイドワイルドゼロのグラビティキャノンは改造パーツが市販されているので再現が比較的容易に可能です。
実際のシーン
初登場シーン
ゾイドワイルドゼロにおいて
グラビティキャノンという用語が初めて登場するのは第29話になります。
「惑星Ziで使用されたという伝説の兵器」とされ、
無印ゾイドとのつながりも意識した登場となっています。
本来はディアス中佐のワイルドライガー改に装備予定でしたが、
より強力なライジングライガーに装備されることになります。
実戦投入
そして第30話で実戦投入されます。
クワガノスにより空輸されるグラビティキャノン。
グラビティキャノンは反動に耐えるため固定して使用します。
そのため一度設置すると移動ができません。
低速ではありましたが、
装備したまま動けるウルトラザウルスのグラビティカノンとの違いでもありますね。
排熱しながら発射されるのは
無印のグラビティカノンと同様です。
発射されたプラネタルサイト砲弾は
まず中心のリングが外れます。
そして着弾と同時に前後が伸縮し、
それが重力場を生み出すスイッチになります。
強力な重力がブラックホールのような現象を生み出し敵を押し潰します。
強力な重力により、当然ながら敵は動くことができません。
おわりに
無印ゾイドとゾイドワイルドゼロのつながりを感じさせてくれるグラビティキャノン。
ちなみ初代であるグラビティカノンを装備したウルトラザウルスの仕様は
俗に「ウルトラザウルスMoS」と呼ばれます。
その他の記事