「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
GPチップ用ブースターユニットとは?
GPチップ用ブースターユニットとは、GPチップの処理速度を上げるスピンコブラ用強化パーツの1つです。
第41話で藤吉が開発しますが、廃熱処理に問題があり熱暴走を起こすため、未完成のまま終わります。
解説
開発経緯
世界ブランプリにておいて成績が今一つであったスピンコブラ。
ライトニングドリフトなど新必殺技も生まれ要所では活躍するものの、全体としては比してリタイヤも多くおぼつかない戦績となっています。
第41話で烈に「遅すぎる」と決定的な苦言を呈され、落ち込んだ藤吉が開発したのがGPチップ用ブースターユニットです。
ブースターユニットの解説
ブースターユニットはGPチップの学習自体を促進するという他の強化パーツとはかなり毛色が異なったパーツです。
モーターやサスペンション、その他ハイテクな物も含め強化パーツは藤吉に限らず様々なチームが様々な物を開発しています。
しかしそのほとんどがマシンの走行性能を上げる目的であるため、GPチップの追加学習が前提の強化パーツがほとんどです。
これに対しブースターユニットはその学習性能自体を上げることに着目しています。
藤吉の試算では、ブースターユニットはGPチップの学習性能を上げるためマシンの減速や加速がよりスムーズになります。
以前強化パーツを詰め込み過ぎGPチップの学習遅れを経験した藤吉だからこその着眼点と言えます。
さらにブースターユニットはGPチップよりも軽量でマシンの重量負荷にならないという点も藤吉の経験が活かされています。
しかしながら、GPチップの処理に直接干渉するパーツを開発することはなかなか難しいようで、ブースターユニットは実戦で熱暴走を起こし藤吉はリタイヤとなります。
スピンコブラの限界
ブースターユニットの件は一見すると「また藤吉はハイテクパーツに頼って自滅している」と見えなくもありませんが、上記のように藤吉なりにいろいろ考えた経緯も汲み取れます。
そもそも、世界ブランプリ開幕時点でスピンコブラは5人の中で最も古いマシンであり、スペック的に限界であったとも言えます。
そんなスピンコブラに追加パーツを搭載しながらギリギリまで第一線で戦った藤吉は、決して実力不足ではないと考えることができるでしょう。
本編解説
補足記事