アニメ「ゾイドワイルドZERO」に関する解説ページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
ドライパンサーのスピーゲル
俺は寒い土地の出でね。
軍に入ればうまい飯が食えると思った。あんたの軍の食事は、
帝国軍のまずい飯より幾分マシだった。
それだけですよ。ゾイドワイルドZERO 第46話「氷上の端末争奪戦」(あにてれ)より引用
幾分地味ではありますが、その渋さから好感度はそれなりにありそうなスピーゲル。
第46話ではスピーゲルが真帝国にいる理由が一部語られます。
「寒い土地」、つまり「貧しい家」の生まれであるスピーゲル。
スピーゲルが言う「うまい飯」が、文字通り「食事や待遇」であるとすれば、それは半分本気・半分冗談の言い方にとれますね。
一方で「うまい飯」とは「やりがいのある・大義のある仕事」の比喩であるとも考えられます。
物語の端々でどちらかというと個人主義な側面が見られたスピーゲル。
スピーゲルにとって集団として動く軍の任務は、意に反するというか退屈なものも多かったのかもしれません。
そんな中、良いか悪いかは別として、
「強い帝国」という1つの信念のもとに行動するシーガルやアルドリッジがいる真帝国は、スピーゲルにとって「幾分マシ」な軍だったのでしょう。
第46話のあらすじ
実際のシーン
シーガルとの会話
シーガルに飲み物を入れるスピーゲル。
互いの行動理念がわかる地味ですが好きなシーンです。
ドライパンサーVSゼロファントス
そして交渉場面。
依然として地位を欲しがるシーガルに対し、スピーゲルも苦言を呈します。
地球の存続のため端末を渡すようにシーガルに言うスピーゲル。
そこへイレクトラの操るジャミンガが。
ゼロファントスも現れます。
初見ではないでしょうが、苦戦している様子。
ハンターウルフ改での戦闘も踏まえると、
腕は確かなスピーゲルですが、やはり単独でゼロファントスを易々と倒すには難しいようです。
おわりに
いろいろと乗り継いでいった奴もいるが、
俺は結局ドライパンサーに戻ったな。
(中略)
さて、あとは影から地球の未来を見物しようぜ。
なあ、ドライパンサー。ゾイドワイルドZERO 第46話「氷上の端末争奪戦」(あにてれ)より引用
解説パートの言い回しもカッコイイですね。
ただ、ぜひ見物だけでなくまだまだ活躍してほしいなあとも思います。
その他の記事