初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
コンバットシステムがフリーズした
アニメ「ゾイド-ZOIDS-」におけるコンバットシステムとは、ゾイドの操縦に関するソフトウェアのことです。
ただしその詳細についてはあまり言及されておらず、具体的な制御機能などは描かれない形となっています。
解説
コンバットシステムの役割
本編に登場するゾイドは、金属生命体である野生のゾイドを大幅に改造することで誕生します。
ゾイドコアを核としながらも、それ以外の身体パーツはほぼ人工物に置き換えられたゾイド達。
このため動作にはゾイド本来の意思だけでなく、電子機器によるパイロットの操縦を介します。
コンバットシステムはそういった兵器としてのゾイドの制御・操縦のためのソフトウェアないしOSと考えられます。
メタ的なコンバットシステムの役割
「コンバットシステムがフリーズした」という表現で度々登場するコンバットシステム。
その後に敵が撤退は可能な様子から、コンバットシステムがフリーズしてもある程度の動作がまだできる様子がうかがえます。
このため「コンバットシステムがフリーズする」とは、「十分な戦闘ができない不具合のある状態」といったニュアンスが近いと言えるでしょう。
また、メタ的には「コンバットシステムがフリーズする」という表現を使うことで、敵が死亡したりゾイドが大破する演出を避けることに役立っていると考えられます。
子供向けアニメであるゾイドで頻繁に敵が死んでしまうのは考えものですし、(特にゾイドは生命体なので)毎回大破させる演出も難しいでしょう。
「コンバットシステムがフリーズする」という表現を使うことで、戦闘の緊張感と残酷過ぎない演出を両立させていると思います。
本編解説