初代アニメである「ゾイド -ZOIDS-」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
レイヴンとシュバルツの会話
プロイツェンに自由を与えられている僕には、誰も命令することはできない。
僕は好きなときに出て好きなように戦う。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第13話「激戦!クロノス砦」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
戦争を背景としたシリアスな会話が印象的な第13話。
自分に指示を出そうとするシュバルツに対して、レイヴンは自分が自由に動ける立場であること、シュバルツが望む展開を上層部(プロイツェン)は求めていないことを皮肉交じりに伝えます。
解説
弱いゾイド乗りに苛立つレイヴン
ゾイド、ゾイド……
まともに使えもしないのに。
気分が悪くなる。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第13話「激戦!クロノス砦」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
後のバンとの戦闘も含め、ゾイドを乗りこなせないパイロット達に苛立ちを見せるレイヴン。
プロイツェンの意図
あなたが砦攻めから外されたのはどうしてか?
あなたとマルクス少佐の部隊が合流すれば、その圧倒的な戦力を前に、共和国は停戦の話し合いを持ちかけてくるかもしれない。
あなたはそう考えていたんでしょ? 少佐。だから連携作戦を立てたんだ。
でもプロイツェンは話し合いなんか望んでない。
作戦が変更になったのは、きっとプロイツェンが軍のお偉いさんに圧力をかけたからだ。少佐なら僕に言われなくても察しはついていたと思うけど。
簡単さ。
プロイツェンはすごい力を持っている。
そんなプロイツェンに自由を与えられている僕には、誰も命令することはできない。
僕は好きなときに出て好きなように戦う。【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第13話「激戦!クロノス砦」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
戦争の緊迫感がわかる1シーン。
自身が合流することで戦力を拡大させ停戦を考えるシュバルツと、好戦的なプロイツェンとマルクス。
そんな内情の中、自由に動けるレイヴン。
レイヴンとシュバルツの会話
レイヴン「あんな砦、僕一人で落とせるよ」
シュバルツ「戦争は楽しいか?」
レイヴン「共和国があるから戦争が続くんだ!
だから共和国を叩き潰す」シュバルツ「乱暴な理屈だな」
レイヴン「でも筋は通る」
【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド-ZOIDS-』 第13話「激戦!クロノス砦」 期間限定(タカラトミー公式ホビーチャンネル)(youtube)より引用
シュバルツの「戦争は楽しいか?」という言葉が印象的な2人の会話。
帝国・共和国どちらが「悪者」というわけでなく、両国に事情があることがシュバルツを通してつくづく思います。
本編解説