「GRIDMAN UNIVERSE」シリーズのネタバレを含みますのでご了承ください。
グリッドマンの絵の伏線
映画「グリッドマンユニバース」で裕太はグリッドマンの絵を想像で描き、その後に蓬達も遊び半分でグリッドマンの絵を描きます。
これらの絵は映画版のグリッドマンのフォルムである「ユニバースファイター」の誕生と黒幕「マッドオリジン」を倒す伏線となっています。
解説
ユニバースファイターの誕生
裕太達の絵(創造)を重ね合わせる形で誕生したグリッドマンユニバースファイター。
足を閉じ、両手を広げると全身がトライジャスター(電光超人グリッドマンがフィクサービームを打つための胸部)の形になるのが特徴的です。
元々グリッドマンは実態を持たないエネルギー体であり、電光超人としての実態は一平の創造(デザイン)が反映されています。
ユニバースファイターのグリッドマンは裕太達と蓬達の思いが反映されたものであると考えると感慨深い形態と言えます。
マッドオリジンを倒す伏線
同じ紙に何度もグリッドマンを描いては消しゴムで消す裕太の行為すらも物語の伏線であったグリッドマンユニバース。
「SSSS.GRIDMAN」では倒すのではなくアカネの心を「修復」することでアレクシス・ケリヴに勝利したグリッドマン。
「グリッドマンユニバース」では同じくフィクサービームの力によりただの破壊ではなく再生の力を持って勝利します。
敵を倒すために破壊の力ではなく再生の力で勝利することは、アニメや漫画における王道の胸熱展開の1つと言えるのではないでしょうか。
ジャンルは全く違いますが、「烈火の炎」や「うえきの法則」などもこのようなクライマックスに当てはまるでしょう。
「グリッドマンユニバース」伏線・小ネタ一覧
参考資料