真デスザウラーとは?
真デスザウラーとは、ゾイドの初代アニメである「ゾイド-ZOIDS-」に登場する、アニメオリジナル仕様のデスザウラーの俗称です。
「ゾイド-ZOIDS-」(無印ゾイド)において、ラスボスとしての立ち位置で終盤に登場します。
作中では単に「デスザウラー」と呼称されており、「真デスザウラー」という表現は作中で登場したプロイツェンのデスザウラーと区別するための俗称と言えます。
解説
誕生過程
古代ゾイド人が開発したデスザウラーに、デススティンガーのゾイドコア・オーガノイドのアンビエント・古代ゾイド人のヒルツが融合し、復活・強化されたのが真デスザウラーです。(復活過程でプロイツェンも吸収されています)
デスザウラーはこれとは別に以前プロイツェンが復活させた個体が登場しますが、これは本来のデスザウラーの複製品的な機体になります。
作中において本来のデスザウラーは、古代ゾイド人が生み出しその強すぎる力ゆえにゾイドイブに封印された個体を指します。
仕様の違い
デススティンガーのゾイドコアやアンビエントの介入により、通常仕様よりも真デスザウラーは強化されています。
見た目も異なり最も大きな違いは背部の荷電粒子供給ファンが荷電粒子コンバーターに進化している点です。
これによりデスザウラー唯一の弱点ともいえる箇所が克服されています。
また外観は変わらないものの装甲も分厚くなっており、またEシールドを使用することもできます。
サイズ感もプロイツェンの複製品よりもさらに大きくなり、ジェノブレイカーを掌で覆えるほどの大きさになっています。
作中ではこのEシールドをレイヴンのジェノブレイカーが荷電粒子砲で突破し、グラビティカノンで打ち出されたバンのブレードライガーが装甲を貫きゾイドコアを破壊します。
デスザウラーの荷電粒子砲
作中にてデスザウラーは、ウルトラザウルスのグラビティカノンを押し上げ、その重力リングを逆に利用して荷電粒子砲を拡散、周囲に多大な被害をもたらします。
一見するとわかりにくいですが、上記のようにデスザウラーはあくまでウルトラザウルスのグラビティカノンを利用しただけで、重力リングはデスザウラー固有の能力ではありません。
しかしこの「必殺技を放つ際に宙に浮くリングを使用する」演出はゾイドワイルZEROにおけるゼログライジスに受け継がれており、オマージュ的な仕様となっています。