ゾイドに関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
オーガノイドの種類と違い
初代アニメ「ゾイド -ZOIDS-」に登場するオーガノイドについてです。
オーガノイドは複数登場するものの、その違いや性能についてはあまり言及されていないため、作中の描写を基に特性をまとめます。
解説
ジーク
主人公およびヒロインであるバンとフィーネのオーガノイド。
作中では最も基本的でバランスの良いスペックのオーガノイドである印象。
ゾイドの強化や再生などいずれもそつなくこなしています。
他のオーガノイドのような際立った能力がなく、良く言えば万能型で悪く言えば器用貧乏。
物語においてバンはだんだんとジークに頼らずに戦うシーンが多いのです。
本人の成長はもちろんですが、オーガノイドに依存しないバンの戦闘スタイルはジークの影響もあったのかもしれません。
シャドー
レイブンの黒いオーガノイド。
他の3体と異なり飛行時はブースターではなく翼を展開するのが特徴的。
シャドーは戦闘能力強化に特化したオーガノイドです。
単体でも小型ゾイドを倒す力があり、かなり強力。
一方で、作中にてレイブンのゾイドを再生させた描写がなく、オーガノイドの特性であるゾイドの再生能力は苦手な様子。
相手の攻撃で足が固定されてしまったセイバータイガーは、シャドーと融合することで活性化、足を自ら引きちぎって戦う狂気を見せます。
シャドーとの融合はゾイドにとってアドレナリンが過剰分泌する状態と似ているのかもしれません。
おそらく戦闘能力強化に特化したオーガノイドであるシャドー。
通常のオーガノイドなら1分が限界であるジェノブレイカーの制御も、シャドーは3分こなせます。
アンビエント
古代ゾイド人であるヒルツが従える赤いオーガノイド。
おそらくアンビエントはオーガノイドの中では最も高スペック。
ジークとシャドーがゾイドの性能をただ強化するのに対し、アンビエントはゾイドの外観自体も変えることができます。
また、強力かつ巨大なデススティンガーを何度も再生させたりと、純粋な再生もこなします。
レイヴンのジェノザウラーをジェノブレイカーに進化させる際にも一役買ったり。
オーガノイドとしての能力を十分に発揮しているアンビエント。
ヒルツが古代ゾイド人であるがゆえに使いこなしているということなのでしょうか。
スペキュラー
古代ゾイド人であるリーゼが従える、青いすらっとしたオーガノイド。
アンビエントと同様、融合したゾイドの外観を変える能力を持っています。
ダブルソーダを一回り以上強大化させており、変化能力はなかなか。
ただサイコジェノザウラーも含め戦闘シーンを見ると、(リーゼの技量も関係するのでしょうが)戦闘能力は特別高くはない印象を受けます。