【推しの子】MEMちょの年齢の伏線

 アニメ「【推しの子】」に関するページです。
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MEMちょの年齢の伏線

【推しの子】第八話【初めて】(ABEMA)より引用

 第8話でアクアから新生B小町へ誘われ、第9話で正式加入したMEMちょ。
 加入の際に(ミヤコが見抜いたこともあって)自身が本当は25歳で、年齢にサバを読んでいたことを打ち明けます。

 あとから振り返ると「MEMちょが本当は18歳ではない」という小さな伏線はいくつか見受けられます。



解説

18?

【推しの子】第八話【初めて】(ABEMA)より引用

 アクアがルビーにメンバー各々の恋愛観を説明する際、MEMちょのみ「18?」と「?」が付いた演出となっています。

 これは比較的わかりやすいヒントで、初見でも違和感を覚えた人は多いのではないのでしょうか。

 また、こちらは偶然の要素もあるでしょうが、中盤まではアクアとMEMちょがコンピになることが多かった「今ガチ」。

 メンバーの中では精神年齢が比して高い者同士、結局は一番コミュニケーションを取りやすかったのかもしれません。


焼き肉の会話

【推しの子】第八話【初めて】(ABEMA)より引用

 今ガチのメンバーで焼き肉に行った際、収益が伸びているMEMちょが奢る流れになります。

 冗談交じりなので伏線というほどではないかもしれませんが、「思う存分食えやぁー!ガキども!」と少しやけになってメンバーを子供扱いするMEMちょ。

 それ以外でも(主にSNSのマーケティングについて)周囲に「教え諭す」セリフが多く、おバカキャラのわりに達観した言動が目立ちます。

 MEMちょ自身の生い立ち・性格もあるのでしょうが、やはり10代の子達と一緒に居る中で端々に年長者としての言動が見え隠れしている気がします。

 基本的にはおバカキャラでありながらも、達観した様子が度々見らえるMEMちょ。
 「そういう性格」で片づけず「年齢」という要素があったことは人物像として深いなあと思います。

 またあかねがアイのプロファイリングをするに至ったのはアクアの理想の女性像をMEMちょが「星野アイ」と見抜いたことがきっかけでした。

 アクアの抽象的な理想像ですぐに10年以上前に流行ったアイドルを言えるMEMちょは不自然と言えば不自然でした。

 しかしMEMちょが「アイドルに憧れていた25歳」ということであれば合点がいきます。

 アイが死亡したのはドーム公演を控えた全盛期、アクアやルビーが幼児期の頃でした。

 このためアイの全盛期にMEMちょは中学生くらい。
 「思春期の頃に夢中になったアイドル」として記憶に残っていても不思議ではない時期と言えるでしょう。

 物語の展開の中で何かと「都合の良い」言動があったMEMちょですが、実際の年齢を踏まえると筋が通っているなと思います。



参考資料

 
 

 
 

 
 

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