アクアとあかねのキス|【推しの子】第24話「願い」解説

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アクアとあかねのキス

【推しの子】 | 第2期 第24話 願い(ABEMA)より引用

 恋愛リアリティーショー(今からガチ恋始めます)以来、2回目のキスとなる第24話のアクアとあかね。

 あかねはアクアを支えたいという使命感、アクアは復讐を終えることができたという恩義。
 互いに好感を持ってはいるのでしょうが、純粋な恋愛感情とは異なるのかなと思えるアクア・あかねの関係性。



シーンの解説

自分の気持ちを言語化できるあかね

 やっとわかった。
 私の気持ちをやっと言語化できそう。
 君は優しくて、全部しょい込もうとするから、
 その罪悪感ごと、
 私は寄り添いたいって思ったんだ。

【推しの子】 | 第2期 第24話 願い(ABEMA)より引用

 1期で自殺を食い止めてくれたり、寝る間もおしんで(黒川あかねの世間の評価を変えるため)動画作りを行ったアクア。
 それらを通してアクアの優しさを感じているあかね。

 祖母の期待を汲み取って産婦人科医になったゴローの優しさや自己犠牲の気質は、転生したアクアにも表れているなぁと思います。


別れに涙を流すあかね

 でもわかってる。
(あぁ、これでちゃんと……)
 アクア君は、
(ちゃんとさよならできる)
 アクア君は、私が居ないほうがいいんだよね?
 つらく…… なっちゃうんだよね?
(あれ?)
 この旅行で、ちゃんと話しようと思ってたんだ。
 私達は、
(どうしよう……)
 明るくお別れできると思ったから。
(止まれ……)
 ごめんね。こんなつもりじゃなかったの。
(止まれ……)
 泣いちゃうつもりは、なかったの……
(涙いつも…… 舞台じゃいつも…… すぐに……)

【推しの子】 | 第2期 第24話 願い(ABEMA)より引用

 自分の命を救ってくれたアクアとの別れに涙するのは、ある程度はしょうがない感情かなと思います。

 舞台と違う、コントロールできない感情を経験するあかね。


アクアからのキス

 もっと、早く言うべきだった。
 復讐は、もう終わった。
 死体も見つけた。
 だから、
 今度は俺が、あかねを守りたい。

【推しの子】 | 第2期 第24話 願い(ABEMA)より引用

 姫川が指摘した通り、はたから見ればたぶらかしていると言われても仕方ないアクアの言動。

 これまでは明らかに有馬かなに気持ちは傾いているのかなと思えましたが、「復讐から解放してくれた」あかねという存在を放っておくことができないアクア。
 良くも悪くもアクアの優しさが出てしまう展開になります。



本編の解説

http://likiroku.com/oshinoko-arasuji-24/



参考資料

 
 

 
 

 
 

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