アニメ「【推しの子】」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
電話をかける幼少期のルビーと消息不明のゴロー
ルビーとして生まれ変わった幼少期の時点で、すでに「せんせ(ゴロー)」との再会を試みていたことがわかる第21話。
個人的には転生という不思議な状態を考えれば、前世の状況をもう少し調べてもいいのではと思えた1期のアクアとルビー。
アクアはアイの復讐でそれどころではなく、ルビーはせんせが消息不明であったことから双方ともこれまで宮崎を訪れることはなかったのでしょう。
そういった話の筋も読み取れる第21話。
シーンの解説
ゴローのことを思い出すルビー
私がママの子供だって秘密は、
墓まで持って行くつもりだ。
だけど、星野ルビーの真ん中に
いつもアイが居る。
それを、隠していいのだろうか。
アイドルとして正しいのは……
先生なら、なんて言うかな。
きっと、好きなようにしたらとか、
適当なこと言うんだろうな。【推しの子】 | 第2期 第21話 カイホウ(ABEMA)より引用
自身の活動が、居場所のわからないゴローに届いてほしいという思いを持つルビー。
「適当なことを言う」ゴローに好意を持っていた、ルビーの前世であるさりな。
難病を患っていたさりなにとって、いい意味で適当なことを言ってくれるゴローは心を軽くしてくれる存在だったのでしょう。
(彼女の境遇を考えれば、彼女の周りの人間は彼女に気を遣いなんでも真剣に受け止める人ばかりであったことは想像に難くありません)
ゴローのそういった気楽さが、さりなの恋愛感情につながったのかもしれません。
宮崎総合病院に電話をかける幼少期のルビー
(ユニット名をB小町にした理由は、2つある。
1つは、ママが叶えるはずだった願いを引き継ぐという気持ち。
もう1つは……)先生がB小町という名前を見逃すはずないもんね。
どこかで私のこと、見てくれてるはず……【推しの子】 | 第2期 第21話 カイホウ(ABEMA)より引用
ゴローが消息不明であることを知った幼少期のルビー。
アイの死後、ルビーが「B小町」として活動する動機の1つとなります。
ちなみに電話に出た看護師と思しき女性は、生前のゴローと一緒に居た看護師さんと中に人(声優)が同じ。
おそらくルビーを応対したのは、偶然にもゴローと一緒にさりなを担当したあの看護師さんと同一人物と考えられます。
本編の解説
参考資料