「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第28話「スリーリレーバトル!打倒!ディオスパーダ」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第28話「スリーリレーバトル!打倒!ディオスパーダ」。
ビクトリーズとロッソストラーダの初の公式戦になります。
またカルロ達が言う「本当のアディオダンツァ」の初登場回になります。
各シーンの解説
カルロの過去
日本の湿った雨がカルロの回想につながっていきます。
雨と薄暗い天気は、幼い頃のスラム生活を思い出させます。
カルロの雨嫌いと、雨が「戻りたくない過去」を思い出させるのは、後の決勝戦の伏線と言えます。
ジュリオの有能さ
明言はされていないものの、ロッソストラーダではカルロ・ルキノに続きNo3の実力を持っていそうなジュリオ。
蛇行運転でタイヤを温めたり、感情ではなくレース展開に応じた必要最低限のアディオダンツァ。
好戦的なルキノと異なり、ジュリオはカルロと同じくらい冷静な選手であることがうかがえます。
また、荒馬達のチームであるロッソストラーダにおいて、リーダーであるカルロに最もほうれんそう(報告・連絡・相談)ができているのもジュリオです。
ルキノVS藤吉
金持ち嫌いはわかるのですが、根性論を振りかざす豪を嫌いがちなロッソストラーダ。
おそらくスラム街で育った彼らは、幼い頃から世の中の理不尽さを知っていて、努力や綺麗事だけを語れる人間に嫉妬にも似た嫌悪感があるのかもしれません。
スピンコブラの苦手なコースということもあって、No2の実力のルキノが藤吉を引き離します。
ちなみに登場人物達の手足が長くカッコイイ作画である第28話。
本当のアディオダンツァ
カルロの後押しもあり豪にレースを譲ったJ。
豪に苦手なコースであるため、カルロはこれで勝率がさらに上がります。
カルロはいつもコース状況をよく把握し、冷静かつ堅実な判断をしています。
視聴者から見ると豪の必死さもわかるのですが、事情を知らない周囲からは豪が身勝手すぎて余計に信用をなくしている気もします。
くじの結果ではありますが、今回はドリームチャンスレースに出ていなかったリョウ・藤吉・Jが選ばれていました。
ドリームチャンスレースにしっかり出ておきながら、今回も出場したがる豪。
挙句レースに割って入って相手チームを批判しながら交代の希望。
藤吉の言う通りマナーの悪さは否めません。
壁走りなどで活路を見出す豪ですが、最終的にはカルロの餌食に。
ステンドグラスで反射したナイフはまさに「凍りついた炎」。
本当のアディオダンツァで致命傷を負ったマグナム。
一方、土屋博士の言う通りリアステアリング機能持った繊細なディオスパーダも落下の衝撃でマシントラブル。
どちらも減速を余儀なくされますが、最終的にディオスパーダがゴールし勝利します。
前後のあらすじ
補足記事