「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」についてのページです。
適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第26話「ゴール前の大逆転 決着!ドリームチャンスレース」
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP」の第26話「ゴール前の大逆転 決着!ドリームチャンスレース」。
ドリームチャンスレースの決着回であり、「ツヴァイフリューゲル」の初披露回でもあります。
主人公チームでも負けるときは負けるのが逆に魅力であるレッツ&ゴー。
各チームの見せ場を作りつつも、中堅チームが上位チームに結局勝てない現実味が見事なバランスだと思います。
各シーンの解説
ゴンキの追い上げ
オフロードコースでまるでマグナムトルネードのようなジャンプで順位を上げるクーロン。
同様にシャイニングスコーピオンも片輪でのトリッキーな走行。
シャイニングスコーピオンはクーロンと異なり特段トリッキーさを可能にするサスペンションは搭載していません。
オフロードでの独特の走法は、ゴンキのチームカラーをGPチップが学習した結果と言えるでしょう。
豪の名言
リョウ「大事に行くんだ豪、
勝負はオフロードセクションを抜けてからだ」豪「勝負はスタートしたときから始まってんだ!
オフロードもオンロードも関係ねぇ!」アニメ 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP] 第二十六話「ゴール前の大逆転 決着!ドリームチャンスレース」(ミニ四駆チャンネル【コロコロ×タミヤ公式】)(youtube)より引用
豪らしく無茶苦茶ですが、改めて大人が聞くと深い言葉。
いつでも真剣で全力であることは、意外と難しいものです。
ちなみにマシンスペックとしてはバックブレーダーとベルクカイザーに劣るマグナムとソニック。
この2台が1位を争えたのは超高速セッティングと、土屋博士の言う通り終盤のオンロードの高速コースのおかげと言えます。
子供向けの見やすい構成でありながら、レース展開も整合性がとれていて考察を楽しめるのもレッツ&ゴーの魅力と思います。
オフロードで善戦するサバンナソルジャーズ
ゴンキと同様、オフロードでサバンナソルジャーズも善戦し一時はトップに。
しかし終盤のオンロードで抜かれてしまいます。
サンシャインモーターやV2モーターを使っていないのにここまで善戦できているゴンキとサバンナソルジャーズ。
全チームが同じモーターを使っていたらと妄想せずにはいられません。
選手の技量だけでなく、むしろ技術開発力が勝敗に大きく影響しているのもレッツ&ゴーの現実的なところかと思います。
ゴール前の攻防
どんなに最高速セッティングをしても、スペック的にサイクロンマグナムはバックブレーダーのパワーブースターに劣ることがある意味証明された回でもある第26話。
- ベルクカイザー2(シュミット)※同着1位
- ベルクカイザー3(エーリッヒ)※同着1位
- バックブレーダー1(ブレッド)
- バックブレーダー2(エッジ)
- サイクロンマグナム(豪)
- ハリケーンソニック(烈)
- シャイニングスコーピオン(ホワァン)
- BSゼブラ(ジュリアナ)
- クーロン(トン)※同着9位
- BSゼブラ(サリマ)※同着9位
最終的な順位が非常に現実的なところに落ち着いているのがなんともシビアです。
ツヴァイフリューゲル初披露
かなりに印象を残したベルクカイザーのツヴァイフリューゲル。
非対称のカウルの秘密に最初に気づいたのはハマーDであり、ハマーDの分析能力と優秀さが地味にわかる回でもあります。
だったら早めにブレッド達に教えてあげればよかったのにという気もしますが、タイム差を逐一気にしていたアストロレンジャーズが情報共有していないとも思えないので、ツヴァイフリューゲルがアストロレンジャーズの分析と予想をはるかに超える威力だったのかもしれません。
実際、この時点ではマシンに負荷をかけバッテリー残量を使い切るパワーブースターよりツヴァイフリューゲルは速い描写となっています。
前後のあらすじ
補足記事