「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
アッパレ!戦国大合戦の伏線・考察
「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦」（Abema TV）より引用
解釈は人それぞれでしょうが、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦」における巧みな演出や伏線を考察と共に挙げていきます。
解説
しんのすけの手紙
「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦」（Abema TV）より引用
しんのすけの手紙が時代をループしている点は言わずもがな本作における大きな伏線の１つです。
しんのすけは自分が書いた手紙を庭で見つけタイムスリップ。
戦国時代にて廉達と一緒に手紙を書く。
それを現代のしんのすけが見つけてタイムスリップ（および、その手紙を後にひろし達も見つける）
というループになっています。
また、しんのすけが天正２年と手紙に書いたことでひろしは図書館で歴史を調べ、又兵衛達が高虎達と戦をする運命を先に知ることになります。
野原一家の奮戦
「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ！戦国大合戦」（Abema TV）より引用
ひろしがボディブレード（ダイエット用のしなる棒）、みさえが刀を使ったシーンは演出が巧みだなぁと思います。
野原一家は現代から様々な物を車に積んで戦国時代にタイムスリップするわけですが、ある意味でこれがひろしがボディブレードを使う伏線となっています。
しかも、現代から持ち込んだ物を使うシーンはレトルトカレーやビールで先に描かれます。
これにより「野原一家が家からいろいろ持ってきた」という要素が消費され、視聴者が一旦は忘れてしまうように構成されています。
これを踏まえてのボディブレード登場は意外性があり、この意外性のせいでみさえが刀を使うまで今度は刀の存在を忘れてしまいます。
道具の出す順番の工夫により意外性が生まれギャグシーンとなっています。
又兵衛は誰に打たれたのか？
