小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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リオン(水守理音)の名言集
映画「かがみの孤城」におけるリオン(水守理音)の名言を見ていきます。
解説
この城で、こころやみんなと出会えたこと、きっと意味があると思うんだ。
俺、いるよ。
ここにいるよ。
嘘じゃないよ。
だから、みんなだってちゃんといる。
何か事情があったんだよ。
この城で、こころやみんなと出会えたこと、きっと意味があると思うんだ。
今、いろんなことに悩んでいる、俺達だからこそ。映画『かがみの孤城』より引用
学校に行ってもみんなに会えなかったこころ。
その直後のリオンとの会話にて。
このときリオンはこころに姉(ミオ)が亡くなっていることを語り、その姉を取り戻すことが願いであることを話します。
「真田を消したい」というこころのネガティブな願いと対比になって、自身のちっぽけさをこころが感じるところも興味深いシーンかと思います。
このドールハウスの中で、最後の1年、姉ちゃん俺達と、一緒に過ごしていたんだね。
ようやく気付いた。
姉ちゃんは、あの病室からここ来てるって。
今も、たった今の姉ちゃんも、6歳の俺と病室の中なんだろ?
このドールハウスの中で、最後の1年、姉ちゃん俺達と、一緒に過ごしていたんだね。
小さな女の子に見えるのは、姉ちゃんが元気だった頃の、6歳か7歳くらいだからでしょ?映画『かがみの孤城』より引用
かがみの孤城の核心に触れるリオン。
それぞれの時代が異なる点から、姉であるミオも死んだあとではなく生きているときに会えていることがわかります。
最後に1つだけ、お願い聞いてくれない?
姉ちゃん、俺、どうにかやってみる。
自分のやりたいことはちゃんと言うし、嫌なことも嫌だって言う。
母さんのことも。
最後に1つだけ、お願い聞いてくれない?
俺、覚えていたい。
みんなのこと、オオカミさまのこと。
無理かな……映画『かがみの孤城』より引用
孤城でのオオカミさま(姉:ミオ)との別れのシーン。
この直後のオオカミさまの「善処する」という発言も胸が熱くなるシーンです。
孤城での経験を踏まえ、精神的に成長したリオン。
かがみの孤城の名言集