小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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喜多嶋晶子の名言集
映画「かがみの孤城」における喜多嶋先生こと、フリースクールの先生になったアキの名言を見ていきます。
解説
こころちゃんは毎日戦ってるでしょ?
こころ「あの……
私が学校行けないの、私のせいじゃないって……
母さんに言ってくれたの、ほんとですか?」喜多嶋「うん」
こころ「どうして?」
喜多嶋「だって、こころちゃんは毎日戦ってるでしょ?」
映画『かがみの孤城』より引用
母親がこころの状況を理解できない中、不登校のこころに寄り添った初めての大人であったと言える喜多嶋先生。
ストロベリーティーを渡したこと、その際に結婚指輪が見えたことなど、重要な伏線も含んでいる喜多嶋先生とこころの会話シーン。
あれは、ない
さっき井田先生と話してきたよ。
あれは、ない。
私がもっと話しておけばよかった。
嫌な思いをさせて、ごめんなさい。映画『かがみの孤城』より引用
井田先生をバッサリと否定し、こころに寄り添う喜多嶋先生。
心に傷のある子供に対し、教師の理解が不足しており、専門家が指摘するある意味で現場あるあるのシーンではないでしょうか。
たまにはこういうところもいいんじゃないかなぁと思って
どう? 疲れない?
たまにはこういうところもいいんじゃないかなぁと思って。
しんどかったら言って。映画『かがみの孤城』より引用
こころの気分転換にと話す場所をフードコートにしつつ、「しんどかったら言って」と気遣いも忘れない喜多嶋先生。
数年後にはこころがリオンとここでハンバーガーを食べていると考えると、なかなか感慨深い場所だなと思います。
大丈夫だから、大人になって
大丈夫。
大丈夫だから。
大人になって。こころ。映画『かがみの孤城』より引用
孤城での出来事が描かれた上で、再度描かれるこころと喜多嶋先生の初対面シーン。
こころがアキを助けながら言った言葉を、今度はアキがこころに(心の中ではありますが)語り掛ける胸が熱くなるシーンです。
かがみの孤城の名言集