小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
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フウカ(長谷川風歌)の名言集
映画「かがみの孤城」におけるフウカ(長谷川風歌)の名言を見ていきます。
解説
うん
ウレシノ「あの、フウカちゃん、
僕、こないだはカッとして変な事言っちゃったけど、
お城好きだから。
ここにいるの楽しいから」フウカ「うん」
映画『かがみの孤城』より引用
他の登場人物と比べると、「うん」や首肯が多くセリフが少ないフウカ。
しかしそのぶん、言外の気持ちが描かれていると言えます。
序盤にはピアノに対するコンプレックス的な表情や、ウレシノに対する(アキのウレシノに対する嫌悪感とはまた違う)嫉妬を思わせるような表情。
そしてみんなで鍵を探すシーン。
ウレシノを心配し気遣う様子と、見つめ合いながら「うん」と言う様子から、フウカの恋愛感情が読み取れるシーン。
こころも察しそっと2人きりにします。
私より8歳年下なんだ
私より8歳年下なんだ……
映画『かがみの孤城』より引用
孤城が消滅する日、互いの時代を確認し合う一同。
ウレシノとの歳の差(つまり現実世界で今のように同年代として会えるかどうか)を気にしており、明らかに恋心がうかがえるフウカ。
わからないじゃない。会ったって
ウレシノ「フウカちゃん、もし向こうの世界で出会ったら」
フウカ「わからないじゃない。
会ったって」ウレシノ「でも、一目で好きになるよ。
きっと」映画『かがみの孤城』より引用
孤城が消滅する、一同の別れの日。
記憶が消えることに悲観的なフウカ。これに対して思いの強さをしっかり伝えるウレシノ。
アキやこころなど惚れっぽく(少なくとも恋愛に対して)軽率にも見えたウレシノ。
そんなウレシノにフウカがどのような経過で思いを寄せるようになったかは明確には描かれません。
しかしウレシノは孤城のメンバーの中では唯一、自力で学校に行こうとしました。
孤城での記憶が消える日も、フウカに強い思いを告げます。
そういった逆境に挑むウレシノの姿勢に、フウカは胸を打たれたのかもしれません。
(ウレシノが学校に行ってトラブルになった経緯を、アキに丁寧に話したのもフウカでした)
かがみの孤城の名言集