小説および映画「かがみの孤城」に関するページです。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
クリスマスケーキの伏線
リオンが持参したケーキをみんなで食べるシーンは、かがみの孤城において比較的細かな伏線の1つだと思います。
みんなが和やかな表情の中、リオンだけがオオカミさまに対してやや険しい真剣な目つきをしており、おおかみさまの正体に勘付いている様子がうかがえます。
解説
リオンが持参したケーキ
ハワイに留学中のリオン。クリスマスには母親が駆け付け、手作りのケーキを作ります。
それを孤城に持ち込んだリオン。
ケーキを囲み談笑しながら、一同はオオカミさまにもケーキを勧めます。
断るかと思いきや、「持ち帰って食べる」という意外は返答。
このギャップに一同は和やかな表情となりますが、リオンだけは比較的強い視線でオオカミさまを見ます。
目の前で狼のお面を外すことはしなかったものの、母親の手作りケーキに反応したオオカミさまを見て、リオンは「オオカミさまは姉かもしれない」という思いをさらに強めることとなります。
リオンの意図
オオカミさまの正体について注意深く探っていたリオン。
ケーキを持ってきたのもオオカミさまの正体を探る意図があったのかもしれません。
結果としてリオンは孤城の正体やオオカミさま(ミオ)が一同を「赤ずきんちゃん」と呼びミスリードを誘っていたことなどを自力で気づくことができます。
かがみの孤城の伏線一覧
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かがみの孤城の伏線
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参考資料
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