アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
游雲とは?
「游雲(ゆううん)」とは三節棍の形状をした特級呪具であり、「術式効果がない」という特徴のなさが逆に特徴的な呪具です。
アニメでは1期の交流会偏である第19話で初登場。
時系列で言えば映画「呪術廻戦0」で夏油が使用したのが初登場と言えます。
様々な術師によって使われ、比較的出番が多い特級呪具であった游雲。
ちなみに三節棍は実際にある武器であり、見た目通り3本の棒が鎖でつながれた扱いが難しい武器です。
解説
特級呪具「游雲」
特級呪具は武器としての性能以外に特殊な効果(術式効果)が付与されている物が多いです。
しかし游雲には術式効果がなく、良くも悪くも格闘戦に全振りした呪具となっています。
術式効果がないため武器の性能とは異なるトリッキーな力はないですが、使い手によってはそのパワーは絶大です。
フィジカルギフテッドの甚爾が使えば特級呪霊である陀艮も吹き飛ばします。
東堂についても頑丈な花御に対し有効打を入れます。
売れば5億という真希の発言からも、非常に貴重で有能な呪具と思しき游雲。
流れとしては、元々は甚爾が所持していましたが「懐玉・玉折」編で甚爾が死亡し武器庫の呪霊を夏油が使役したことで游雲も夏油が所持するに至ります。
その後に「呪術廻戦0」で夏油が乙骨との戦闘で使用。
夏油が敗北し五条が夏油にとどめをさしたことで、五条を経由し高専が所持。
高専が所持した関係から真希が使用するに至ります。
游雲を使うことが胸糞悪い真希
自身をボコボコにした夏油が使っていた呪具ということで、基本は真希にとって嫌なイメージある游雲。
また本人は気づいていないかもしれませんが、夏油が使っていた游雲は元々は甚爾、つまりある意味では禪院家の人間が使っていた呪具でもあるため、真希にとっては二重の意味で皮肉であり「胸糞悪い」呪具と言えるでしょう。
游雲の先端を尖らせる甚爾
完全に破損はしないものの、2期「渋谷事変」編の第39話で原型を失くしてしまった游雲。
降霊術によって暴走した甚爾は陀艮と交戦。
より殺傷能力を上げるため、先端を尖らせます。
また鎖部分を引きちぎります。
その後は伏黒恵との戦闘で自害に使われます。
游雲の主な登場回
参考資料