重面春太の術式 奇跡の蓄積と放出|呪術廻戦

 アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
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重面春太の術式

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用

 重面春太の生得術式は、日常の奇跡の蓄積と身の危険の際にこれを放出する術式です。

 術式の特性も相まって正式名称は不明ですが、これにより重面は七海との戦闘で一命をとりとめます。



解説

奇跡の蓄積と放出

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第36話 鈍刀(ABEMA)より引用

 重面春太は術式により日常の「小さな奇跡」を自身の記憶から抹消。その代価としてこれらを蓄積します。
 蓄積された奇跡は命に関わる危険な状況に陥った際、一気に放出され重面の命を救います。

 要するに重面は日々の「小さな運の良さ」を蓄え、命に関わる危険な事態で「大きな運の良さ」として還元します。

 当然ながら、命を救うような大きな運の良さは、小さな運の良さの積み重ねが必要です。
 日々蓄積される奇跡は重面も顔の模様で確認することができます。
 満タンであれば左右の眼の下に紫の逆三角形が3つずつ。
 奇跡を消費すると1つずつ消えていきます。


術式を認知できない重面

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第41話 霹靂-弐-(ABEMA)より引用

 重面は自身の術式のことをよくわかっていませんが、これは重面が疎いのではなく術式の性質によるものと考えられます。

 重面は術式の性質により、日常の奇跡が記憶から消えてしまいます。
 このため蓄積過程の認知が困難です。

 言及はされていませんが、個人的には重面が自身の術式のメカニズムを認知できないようになっているのは、術式の強さとのトレードオフだと思います。

 重面も術式は奇跡が満タンの状態であれば、ある程度格上の相手と対峙しても命を落とさずに済むので強力な術式とも言えます。
 逆に相手は理不尽な運で重面が生き延び反撃してくるのですから非常に厄介です。

 このような強さと引き換えに、自身は術式を正確に認知できず運用しにく「使いこなしの難しさ」があるのではないでしょうか。



参考資料

 
 

 
 

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