アニメ「呪術廻戦」に関するページです。
ネタバレも含みますのでご了承ください。
渋谷事変の神回
アニメ「呪術廻戦」の2期で描かれる「渋谷事変」。
全18話で描かれる渋谷事変において、個人的に胸が熱くなる神回を挙げていきます。
基本的には中だるみもなく全話おもしろい渋谷事変ですが、憂鬱な展開も多いため爽快な視聴感を得られる話はいくつかにしぼられるかなと思います。
解説
第43話「理非-弐-」
釘崎、ありがとう。
俺には誰も救えなかった。
みんなの苦労も台なしにしてしまった。
それでも、
俺は1人じゃないと、そう思わせてくれて!呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第43話 理非-弐-(ABEMA)より引用
釘崎の共鳴りによる離れての共闘。そこからの虎杖のラッシュが熱い第43話。
しんみりとする釘崎の過去回想も味があります。
第44話「理非-参-」
それでも!
お前は何を託された?今すぐ答えを出す必要はない。
だが、答えが出るまで、決して足を止めるな。
それが呪術師として生きる者達への、せめてもの罰だ。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第44話 理非-参-(ABEMA)より引用
釘崎の死に伴い完全に心が折れた虎杖を、東堂が救うおそらく渋谷事変で最も胸熱な神回。
真人の「正しさの押しつけ合い」といった表現もそれはそれで的を射ており、深いなぁと思います。
第45話「変身」
認めるよ、真人。
俺はお前だ。
俺はお前を否定したかった。
お前の言ったことなんて知らねぇよって。今は違う。
ただお前を殺す。
また新しい呪いとして生まれたら、そいつも殺す。
名前を変えても、姿を変えても、何度でも殺す。
もう意味も理由もいらない。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第45話 変身(ABEMA)より引用
左手を失った東堂の不義遊戯、それによりクリーンヒットした虎杖の全力の黒閃。
戦闘の盛り上がりと(ある意味で)悟りを開いた虎杖の不気味さが同居する第45話。
視聴者の間でネタとなる東堂の領域展開(偽)も印象的。
おわりに(補足)
灰原……
私は結局、何がしたかったんだろうな……
逃げて……
逃げたくせに、やりがいなんて曖昧な理由で戻ってきて。呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第42話 理非(ABEMA)より引用
個人的には七海の死亡回である第42話も印象的ですが、その後の虎杖と真人の戦闘がやや単調に感じてしまい、個人的には第43~45話のほうが時間を忘れてしまいます。
結局、個人的には「渋谷事変は終盤である第43~45話の連続した3話が一番おもしろい」と感じます。
言わずもがな渋谷事変は「五条の封印」が重要な要素なのですが、最強の五条が全力を出し切る前に封印されてやはりどこかもどかしさがあり、東堂の登場以降のほうが盛り上がるなぁと思います。
各話の解説
参考資料