真人の黒閃と名言「殺した呪いを数えたことはあるかい?」|呪術廻戦 第44話「理非-参-」

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真人の名言と黒閃

 ゾクゾクする、自分の才能に!
 あー、俺って、
 俺こそがぁ、呪いだー!

  黒閃!!

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第44話 理非-参-(ABEMA)より引用

 第44話「理非-参-」にて初めての黒閃を経験し、呪力および自身の魂の核心に一歩近づいた真人。

 虎杖の心を(意図した通りに)折ることができたことで高揚し、存分に力を発揮します。

 第42話で虎杖に対し「お前は俺」とした真人でしたが、その背景がわかるセリフも哲学的で興味深い。



解説

釘崎の死と虎杖の挫折

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第44話 理非-参-(ABEMA)より引用

 釘崎の死に直面し完全に心が折れてしまった虎杖。

 第43話で眼球が飛び出したような描写があった釘崎ですが、やはり左目を含む顔面が破裂したグロテスクな死亡となります。

 虎杖の目の前で虎杖の大切な人を殺し心を折るという、思い描いた通りに事が運び、高揚感を隠せない真人。


真人の名言

 あははっ!どうせお前は!
 害虫駆除とか、昔話の妖怪退治とかぁ!
 その程度の認識でここに来たんだろ?
 甘ぇんだよクソガキが!
 これはな、戦争なんだよ!
 間違いを正す戦いじゃねぇ!
 正しさの押しつけ合いさぁ!
 ペラッペラの正義のなぁ!

 お前は俺だ。虎杖悠仁。
 俺が何も考えずに人を殺すように、お前も何も考えずに人を助ける!
 俺達の本能と、お前らの理性が獲得した尊厳!
 100年後に残るのはどっちかっつぅそういう戦いだぁ!
 そんなことにすら気付けない奴が、どうして俺に勝てるよ?

 なぁ虎杖悠仁、殺した呪いを数えたことはあるかい?
 ないよなぁ。俺も俺も。
 殺した人間の数とか、マジでどうでもいいもん。
 お前のことも、そのうち忘れるさ。

呪術廻戦 | 第2期 渋谷事変 第44話 理非-参-(ABEMA)より引用

 サブタイトルである「理非」の意味の回収とも言える第44話の真人のセリフ。

 「理非」とは文字通り「理」と「非」。つまり人の道に沿ったことと外れたことを表します。
 この戦いは「人間の理性」と「呪霊の本能」の戦争であるとする真人。

 呪いらしく非道の限りを尽くしますが、確かに一考の余地はある真人の言葉。

 虎杖は人を殺す真人を非難しますが、真人の言う通り虎杖だって「殺した呪いを数えたこと」はないわけで、結局は術師と呪霊の「正しさの押しつけ合い」なのかもしれません。



本編の解説

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参考資料

 
 

 
 

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