「鋼の錬金術師」マース・ヒューズ
「鋼の錬金術師」において登場回数は多くないながらも根強いファンが多い「マーク・ヒューズ」。
敵味方問わず登場人物達の信念がしっかりしており魅力的なキャラが多い「鋼の錬金術師」ですが、ヒューズもその一人ですね。
彼の信念は、以外にも本編よりもOVAである「それもまた彼の戦場」で垣間見ることができます。
マース・ヒューズの信念がわかる名言
戦争で罪のない人々を殺さないといけないマスタング達。
あげく、かつての友人とも敵対し銃を向けられます。
時計に当たり一命は取り留めたものの、マスタングは鬱状態に。
そんなマスタングを心配し、のろけ話で場を和ませようとするヒューズ。
しかしマスタングは以前として暗いまま、ヒューズと以下のようなやりとりを。
マスタング「その血で汚れた手で、惚れた女を抱きしめるのか?」
ヒューズ
「俺は戦場でわかったんだ。
惚れた女と家庭持って普通に暮らすなんて、どこにでもある幸せだ。だが極上の幸せだぜ。
それを手に入れるためだったら、なんだってしてやる、生き残ってやる!!
ここであったことは、俺がしたことは、俺一人で飲み込んで、あいつの前では笑って見せる。必ずあいつを、幸せにしてやる」「OVA 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #04 それもまた彼の戦場」(Abema TV)より引用
理不尽な戦争に対して心をすり減らすマスタングに対し、
そんな理不尽さに心をすり減らすのは自分だけでいいとばかりに恋人の前では明るく振る舞おうとするヒューズ。
2人のそれぞれの「強さ」がうかがえますね。
マスタングだけでなく、リザやアームストロングなど多くの軍人の心が折れたイシュバールの内乱。
そんな異常な戦場において自身の信念の下で平静を保ち、他者を気遣えるヒューズはすごいですよね。
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