アニメ「鋼の錬金術師」2期について、結末の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
鋼の錬金術師(2期)最終回の結末
「鋼の錬金術師」のアニメ2期は、原作である漫画とほぼ同じ展開で物語が進みます。
まさに漫画原作の映像化と言えますね。
「鋼の錬金術師」の結末としては、
主人公であるエドは失った腕は取り戻しましたが、足はそのままオートメイルです。
弟のアルはエドによって元の体を取り戻します。
しかしその代償として、エドは二度と錬金術が使えなくなってしまいます。
「鋼の錬金術師」アニメ2期とは?
ハガレンにおいて1期はアニメオリジナル展開であり、一旦は完結します。
そして2期は改めて漫画を忠実に再現した映像化作品になります。
鋼の練奇術師において1期と2期はまったく別物の話になります。
鋼の錬金術師は大筋としては、
母を取り戻すための人体錬成を失敗し体を失ったエルリック兄弟が、賢者の石を求めて旅をするというお話です。
そのため最終的に
賢者の石は手に入るのかや、
体は元に戻ったのかが結末としては重要な点になってきます。
鋼の錬金術師2期の具体的な展開
序盤こそ「賢者の石によって元の体を取り戻す旅」が繰り広げられる「鋼の錬金術師」ですが、
賢者の石を作るには人の命を犠牲にしなければいけないということが序盤ないし中盤で判明します。
そのためエルリック兄弟は倫理的に賢者の石を使うことをやめます。
こうして、
賢者の石を使わずに元の体に戻るにはどうしたらいいか
という方向に物語はシフトします。
その中で、ホムンクルスとその親玉である「お父様」が大量の人間を使って賢者の石を作る計画が判明します。
エド達はホムンクルスと戦います。
その戦闘の中、エドの腕のオートメイルが破壊され、ピンチに陥ります。
兄を救うため、アルは魂を犠牲にしてエドの右腕を錬成します。
こうして戦いは終わりますが、消滅してしまったアル。
エドは賢者の石を使わずしていかにアルを取り戻すかを考えます。
結果、
エドは自分の真理の扉を代償としてアルを連れ戻します。
こうしてエドは足はオートメイルのままですが腕は取り戻し、アルは元の生身の体に戻ることができます。
代償として錬金術が使えなくなったエドですが、
後日エドはウィンリィと結ばれてハッピーエンドになります。
おわりに
鋼の錬金術師においてホーエンハイムはもう一人の主人公と言えるくらいいい味を出しているなあと思います。
1回通して鋼の錬金術師を見た後で、今度はホーエンハイム目線で見返してみるとまた違った感慨を覚えます。
補足記事
参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索