アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
【目次】 [close]
第5話「哀しみの雨」
第5話「哀しみの雨」はエルリック兄弟とスカーが初めて交戦する回になります。
またエドとアルにとっては(ニーナとアレキサンダーの件もあって)精神的な1つの区切りでもある回です。
スカーとの戦闘においては、
主人公であるエドが戦闘において必ずしも作中最強ではなく、普通に実力差で危機に陥ったりアームストロングやマスタングに助けられたりするのが「鋼の錬金術師」という作品のおもしろいところの1つだと思います。
全体のあらすじ
アメストリス全土を騒がす、神出鬼没にして国家錬金術師ばかりを殺害する謎の人物「傷の男(スカー)」がイーストシティに現れた。エドとアルは、街中で偶然そのスカーと遭遇。問答無用で襲いかかるスカーに応戦するも、その超絶した体術と不思議な“破壊の右手”に圧倒されるエドとアルは…。
各シーンの伏線などの解説
リオールの暴動
何度繰り返しても学ぶことを知らない、人間は愚かで悲しい生き物だわ。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode5」(Abema TV)より引用
ラスト達ホムンクルスによって再び混乱するリオール。
エンヴィー登場
変身能力を持つホムンクルス、嫉妬の「エンヴィー」も登場。
コーネロに変身し、リオールの人々をはじめにたきつけます。
東方軍が状況を鎮静化させようと試みますが、
ホムンクルス達の息のかかった中央軍が介入し、リオールの暴動は続きます。
打ちひしがれるエドとアル
スカーの登場と破壊の右腕
錬金術を応用したスカーの破壊。
スカーは対象の物質を把握することで、その物質に適した錬金術を発動させて破壊します。
中身が空っぽであるアルと、腕が義手(オートメイル)のエドは一旦は人体破壊が適用されず攻撃をしのぎます。
しかしすぐに物質を読みとられ、絶体絶命。
アームストロング登場
大佐は下がっててください。
雨の日は無能なんですから。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode5」(Abema TV)より引用
間一髪でマスタング達が介入。
しかし雨もあってリザがお決まりの言葉で先行します。
破壊と創造は表裏一体!
壊して創る。
これすなわち大宇宙の法則なり!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode5」(Abema TV)より引用
そして「剛腕の錬金術師」の二つ名を持つアレックス・ルイ・アームストロングが登場。
戦闘が終わり、再び前へ進むエルリック兄弟
前後のあらすじ