アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のページです。
一部ネタバレも含みますのでご了承ください。
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第37話「始まりの人造人間」
アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の第37話「始まりの人造人間」。
ハガレンの大きな伏線の1つである、プライド(セリム・ブラッドレイ)が表に出てきます。
一方でエド達はブラッドレイおよびキンブリーの命令の下、スカーを捕らえるために動き出します。
全体のあらすじ
ブラッドレイの策略でブリッグズ要塞へ連れて来られたウィンリィ。エドとアルは、改めて自分たちの存在がホムンクルスら、敵側の手の内にある事を強く感じる。一方、消息の途絶えた捜索隊を探すため、バッカニア率いる別隊がスロウスの掘ったトンネル内へと入った。彼らはなんとか奇跡的に2名の生存者を助けるが、その背後より怪しげな影が忍び寄り…。時同じく、ブラッドレイの屋敷を訪れたホークアイも背後に異常な気配を感じ取っていた。だがそこにいたのは…。
TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイトより引用
各シーンの解説
ウィンリィの精神的成長
寒冷地用オートメイルの整備を建前に、人質として連れてこられたウィンリィ。
その事実をあとから知ったウィンリィは落ち込むのではなく自分の不甲斐なさに腹を立て、結果としてスカーを捕らえるエド達に同行します。
ウィンリィの精神的な強さがわかる回です。
白々しいキンブリー
初対面のときこそウィンリィに味方面をするキンブリー。
ただよく考えてみるとキンブリーは元々言動自体は礼儀正しく、ほんと哲学がサイコパスなだけなんだなと思います。
悪役だけれど魅力的なキンブリー。
リザに忠告するプライド
ついに正体を明らかにしたプライド。
互いに言外の意味も含めた言葉のやりとりが緊張感のあるシーンです。
第37話はキンブリーが監視する中でのエド・アル・ウィンリィの会話もそうですが、言外でやりとりする様子におもしろみがあります。
これは以前のエドとオリヴィエの会話や、今後のリザとマスタングの会話にも通じるところがあり、ハガレンは言外の意味を重視した登場人物達のやりとりが多々あり、それが物語の緊張感やおもしろさを生んでいると思います。
エドとキンブリーの会話
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参考資料
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST STORY』(TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト)2021年7月25日検索