アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の解説です。
ネタバレを含みますのでご了承ください。
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第3話「邪教の街」
アニメ「鋼の錬金術師」2期の第3話はリオールでのレト教の話になります。
アニメ1期においては後の展開にも非常に重要であるリオールの住人ロゼ。
原作準拠の2期ではリオールやロゼの話は鬱展開が抑えられ、どちらかというと単発の回に落ち着いている印象です。
リオールの出来事やロゼの境遇の悲しさ、そこからくるエド達への精神的ダメージはやはり1期の構成の方が大きく、鬱展開が強いです。
全体のあらすじ
「奇跡の業」を使うという教主の話を聞き、リオールという街にやって来たエドとアル。
そのレト教教主・コーネロは、等価交換の原則に反した錬金術を行っていた。
ことの真相を探るべく、知り合った少女・ロゼの案内でコーネロの元を訪れるエドとアルだったが。
第3話「邪教の街」の解説
神を信じるロゼと科学を信じるエド
神を信じ、敬い、感謝と希望に生きる。
なんと素晴らしいことでしょう。「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode3」(Abema TV)より引用
科学でもできないことが、祈ったらできるのかよ?
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST episode3」(Abema TV)より引用
祈りにて死者の復活を望むロゼに対し、皮肉を言うエド。
1期の場合はこのまま不穏な空気が続くのですが、2期のエドはもう少し軟らかいスタンスで場を納めています。
降りて来いよド三流。格の違いってやつを見せてやる!
立って歩け、前へ進め。
ロゼとリオールのその後
2期のリオールも1期同様に再びラストやエンヴィー達によって混乱に陥れられるわけですが、ロゼは1期ほどは悲しい境遇にはなりません。
そこがせめてもの救いかなあと思います。
ロゼや後に登場するヨキなど、脇役の境遇が比較的穏やかである点も、原作準拠の2期とアニメオリジナルの1期の違いと言えます。
前後のあらすじ